パソコン整備士協会が実施ししている検定で、3級は個人、2級は家庭、1級では企業内での利用というように、パソコン初心者から上級者まで成功体験を踏まえて、段階的に知識を増やしていくことができます。
また、身につけた知識をすぐに活用できるというのもこの資格の特徴です。試験は公民館やパソコン教室など様々なところで随時実施されています。
資格取得後は、パソコン関連企業におけるユーザサポート要員や、インストラクター、小中校における情報教育担当などが活躍の場として考えられます。
ただし、協会自体は仕事の斡旋などはしておらず、パソコン整備士を名乗るには、パソコン整備士協会に所属している必要があります。
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パソコン整備士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | なし(飛び級は不可) |
試験日程 | 随時実施 |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 47都道府県(160会場) |
受験料 | 6,480円(全級共通) |
登録・更新 | 【登録料】3,000円【入会金】2,000円 【年会費】5,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 特定非営利活動法人パソコン整備士協会 |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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パソコン整備士試験の試験内容
出題形式
筆記試験(多肢選択式)
出題範囲
一部を紹介
- ーバの役割
- サーバ導入時の考慮点
- サーバ運用時の留意点
- ネットワーク機器
- 管理ツールによるネットワーク管理
- 障害の切り分け
- 個人情報保護に関するガイドライン、法律、制度
合格点
【1級】80問中64問以上の正解
【2級】80問中56問以上の正解
【3級】80問中56問以上の正解
パソコン整備士試験の受験者数・合格率
2015年
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 91人 | 12.1% |
2級 | 1,197人 | 42.5% |
3級 | 1,901人 | 82.5% |
2015年度以降の合格率は発表されていません
パソコン整備士試験の難易度
- 1級:IT基盤エンジニアを目指している、会社でIT化を任されている社員が対象。
- 2級:パソコン修理・サポートに関わる方、情報システム部門に配属された新人社員、ネットワークを習得したい一般の方が対象。
- 3級:パソコンを自由に操作したい方、非IT系の学生・職種、シニア世代でITの基礎を学びたい方が対象。
パソコン整備士試験の勉強法
- 1級「システム基盤の基礎
」 - 2級「パソコンのハードウェアとネットワークの基礎
」 - 3級「パソコンの基礎
」
資格を活かせる仕事
パソコン整備士はパソコンの管理や整備の専門家です。パソコンの故障の対応、セキュリティ関係、情報倫理等パソコンに関する知識を豊富に持っています。ですから、パソコンを使用する企業に於いては非常に重宝される資格です。
実際にパソコン整備士の仕事は多岐に亘ります。まず、ウィルスに感染してしまった場合、パソコン整備士は頼りになる存在です。
就職先としては、関連企業のメンテナンスの他、パソコンショップでのサービス要員、パソコンのショールームでのアドバイザー、パソコン関連企業のユーザーのサポート等があります。又、インストラクターとして、パソコンスクールの講師、宮内庁や自治体のパソコンアドバイザー、小・中・高での情報教育担当者等があります。
IT関係企業で活躍を期待できる他、パソコンの基礎を学ぶことができるので一般企業でも活かすことができます。