商業経済検定とは
全国商業高等学校協会が主催している検定で、法律のことを含む、経済社会や経営活動に必要な知識を問う資格です。国内問題や国際情勢を理解する能力を身に付けることを目指しています。
試験は1級から3級まであり、商業高校の学生さんや卒業生が多く受験しています。
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目次
商業経済検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | ・マーケティング、経済活動と法、ビジネス経済A、ビジネス経済Bのうち1科目取得で2級、2科目取得で1級 ・ビジネス基礎(3級) |
受験資格 | なし |
試験日程 | 2月上旬(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【1科目】1,300円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人全国商業高等学校協会 |
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商業経済検定の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2020年2月2日(日) | 10月28日~11月11日 |
商業経済検定の試験内容
出題範囲
- マーケティング
-
現代市場とマーケティング(7問)、市場調査(7問)、消費者の購買行動(6問)、商品計画と価格の決定(15問)、販売経路と販売促進(15問)
- 経済活動と法
-
経済社会と法5問、権利・義務と財産権(15問)、取引に関する法(25問)、会社に関する法(5問)、企業の責任と法(5問)
- ビジネス経済A
-
ビジネスと経済(7問)、需要と供給(7問)、価格決定と市場の役割(11問)、経済成長と景気循環(15問)、経済政策(10問)
- ビジネス経済B
-
サービス経済化とサービス産業(6問)、経済の国際化(15問)、金融市場と資本市場(7問)、企業経営(15問)、ビジネスの創造と地域産業の振興(7問)
合格点
100 点満点中70 点以上
商業経済検定の受験者数・合格率
ビジネス基礎(3級)
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2017年 | 35,407人 | 79.5% |
2016年 | 35,986人 | 79.3% |
2015年 | 37,747人 | 73.7% |
商業経済検定の難易度
3級は商業高校の在校生を対象にしているので難しくないです。
就活で活かせる仕事なのか
会社の経理課などで活躍が期待されるので、商業高校で経理の仕事に興味のある方はチャレンジして損は無いです。
ただ、この資格だけでは弱いので、就転職で有利になる日商簿記検定(2級以上)を併せて取得しておくと、他の応募者より有利に立てます。