精神保健福祉士試験の難易度・合格率・試験日など

精神保健福祉士は、1997年に国家資格になりましたが、それまでは「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれていました。

精神保健福祉士の資格を取得することにより、病院や福祉施設で精神障害者の方を対象に、精神保健福祉士として生活支援を行うことができます。

社会福祉士や介護福祉士など、他の福祉系の国家資格に比べて認知度が低く、受験者数も2012年度で約7,000人と、社会福祉士に比べて1/6程しか受験していません。

精神保健福祉士の仕事の需要は年々増加していますが、なかなか求人に反映されないという背景もあり受験者数があまり伸びてきていません。

ただ、介護職で生活していきたいのであれば、業務の幅を広げる為にも取得しておいても良いかもしれません。

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精神保健福祉士試験とは

資格名精神保健福祉士
人気将来性
就・転職難易度
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
資格種別国家資格(名称独占資格)
ジャンル介護・福祉
資格区分なし
受験資格・福祉系大学(4年制)を卒業
・福祉系短大(2年制・3年制)を卒業+指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事
など、その他にあるので詳しくは社会福祉振興・試験センターのHP内で確認して下さい。
試験日程1月下旬(年1回)
試験場所北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
試験内容筆記試験(多肢選択形式[163問])
免除科目社会福祉士の登録をした方については共通科目が免除
合格点総得点の60%程度を基準に問題の難易度により補正された得点以上
※詳しくは、社会福祉振興・試験センターにて確認して下さい
受験料17,610円(共通科目免除の場合は14,080円)
登録・更新登録免許税:15,000円、登録手数料:4,050円(更新の必要は無い)
口コミ5件口コミ投稿
問い合わせ社会福祉振興・試験センター
関連資格社会福祉士介護福祉士福祉住環境コーディネーター検定ケアマネージャー

精神保健福祉士試験の試験日

第21回試験(2018年度)

【試験日】2019年2月2日(土)~3日(日)
【申込期間】2018年9月6日~10月5日
【合格発表】2019年3月15日

2019年度試験の試験日は7月下旬に発表されるのでしばらくお待ちください。

精神保健福祉士試験の試験内容

精神疾患とその治療、精神保健の課題と支援、精神保健福祉相談援助の基盤、精神保健福祉の理論と相談援助の展開、精神保健福祉に関する制度とサービス、精神障害者の生活支援システム、人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、社会保障、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度

精神保健福祉士試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2018年6779人62.7%
2017年6992人62.9%
2016年7174人62.0%
2015年7173人61.6%
2014年7183人61.3%
2013年7144人56.9%
2012年7770人62.6%
2011年7233人58.3%
2010年7375人60.4%
2009年7186人61.7%
2008年7375人60.4%
2007年7434人60.3%
2006年7289人61.3%
2005年6711人61.3%
2004年5831人61.6%

合格率は、毎年60%付近を推移しており、合格者数は4000人程です。合格者の男女比は1:2で女性の割合の方が高くなっています。

合格者の受験資格は、養育施設卒業者が約6割で、保健福祉系大学等卒業者が約4割になります。

精神保健福祉士試験の難易度

精神障害を持つ方のケアを仕事とするため、試験では精神保健福祉に重点を置いた内容が出題されます。

このため、他の福祉系試験の中でも合格率は比較的高めで、例年60%前後を推移していることから、難易度は社会福祉士と比較すると優しいと言えます。

合格基準は、全ての科目で得点があることと、総得点の内60%程度の正答率となっています。

この基準は試験の難易度により補正される場合もあるため、最低でも60%以上正答できるように対策することが必要です。

また社会福祉士の資格保有者であれば免除される科目があり、この合格基準も少し変わるため試験のハードルは低くなります。

しかし、きちんと対策を練らなければ着実に合格できない試験です。

受験者に難易度を聞いた
  • 基本的にテキストの内容をそのまま丸暗記すれば良いので、他の国家試験に比べると難易度は低いです。(40代女性 介護職)

精神保健福祉士試験の勉強法

精神保健福祉士の独学勉強法

資格を活かせる仕事

精神保健福祉センターや保健所、精神科のある医療機関などで、精神ソーシャルワーカーとして活躍することができます。

精神保健福祉士の仕事に関しては、姉妹サイト「職業探しの広場(精神保健福祉士)」で詳しく説明しています。

自分で求人を探す(転職サイト)
カイゴジョブ(介護福祉求人17,000件)
相談しながら求人を探す(転職エージェント)
スマイルSUPPORT介護(介護福祉求人90,000件)

よくある質問

精神保健福祉士短期(一般)養成施設とは?

精神保健福祉士短期(一般)養成施設は、精神保健福祉士を育成する専門学校で、通学の場合は「一般」、通信の場合は「短期」になります。

ほとんどの場合は、通信(短期)になり、受講期間は9ヶ月~10ヶ月になります。学費は学校により異なりますが、通信の場合で考えてみると、短期でおおよそ30万円、一般だとおおよそ40万~50万円程になります。

課程を修了することで、精神保健福祉士の受験資格を得ることができます。

受験者が少ないんだけど?需要はあるの?

精神保健福祉士を取得しても、その知識を現場で活躍できる働き口が少ないという背景がある為、受験者数が伸びてこないんでしょうね。

ただ今後、医療福祉のニーズが増えてくれば、精神保健福祉士の価値が上がり、受験者は増えていくでしょう。

受験者の口コミ

私はもともと看護師をしており、病院の精神科で支援施設で働きたいと考え精神保健福祉士の資格を取得しました。受験資格を満たしていませんでしたので、専門学校に通い、そこから取得しましたが、年齢的なこともあり、働き口が無く、今は結局看護師に戻ってしまいました。(30代女性 会社員)
国立病院の精神科でもよく募集していたので、思い切って精神保健福祉士の資格を取得しました。結局国立病院は無理でしたが、社会福祉施設に転職することが出来ました。前評判通り、収入は低く、今の手取りで15万円程です。今は独身で実家暮らしなので、この収入でも問題ありませんが、今後のことを考えると、若い今の内に転職した方がいいのでは?と思います。(20代男性 会社員)
介護の仕事をしていましたが、スキルの幅を広げたいと思い、この資格を取得しました。取得したところで給料が上がる訳ではありませんが、今後の介護職の未来を考えた場合、今の内に取得しておいて良かったと思います。(40代女性 主婦)
社会福祉施設で従事しています。この仕事をしていく上で一番大事なのは、相手を思いやる気持ちだと思います。私は元々、介護施設で働いていましたが、高齢者とは違って障害者は、心の病がありますので、より慎重に対応しなければいけません。介護はカラダのケア、障害者はココロのケアが大事になりますので、無神経な人は絶対出来ない仕事だと思います。(30代女性 会社員)
社会福祉士のオプションとして取得しました。精神保健福祉士の主な勤務先は精神科のある病院になります。精神保健福祉士の働き口はあまりないと言われていますが、私はそこまで厳しいとは思いません。
むしろ、ケアマネなどの介護職の方が飽和状態で厳しいと思います。(20代男性 会社員)
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