福祉住環境コーディネーター試験の難易度・合格率・日程など

資格名 福祉住環境コーディネーター
評価【2級】
資格種別 公的資格
資格法令
資格区分 1級、2級、3級
受験資格 1級:2級取得者
2級・3級:誰でも受験できます
試験方法 筆記試験(マークシート式・記述式:1級のみ)
試験場所 全国各地
試験日程 1級:11月下旬
2級・3級:①7月上旬、②11月下旬
申込期間 1級:9月中旬~10月中旬
2級・3級:①4月下旬~5月下旬、②9月中旬~10月中旬
合格発表 1級:3月中旬
2級・3級:①8月中旬、②1月上旬
受験料 1級:10,800円
2級:6,480円
3級:4,320円
問い合わせ先 東京商工会議所検定センター
スポンサーリンク

概要

福祉住環境

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者の方に対して、バリアフリー住宅など、高齢者でも住みやすい生活環境を提供できるようにサポートできる知識を習得するための資格になります。

試験は1級~3級までの区分されていますが、3級の認知度は低いので3級から受験する場合は、2級と併用して受験される方が多いです。

試験内容

1級

  1. これからの社会に求められる福祉住環境整備
  2. 福祉住環境コーディネーター1級の目標と役割
  3. 地域で支える高齢者ケア
  4. 地域で支える障害者ケア
  5. 地域福祉の推進と福祉コミュニティ
  6. 福祉コミュニティづくり
  7. ユニバーサルデザインの概念および沿革
  8. ユニバーサルデザイン環境の整備手法
  9. 高齢者・要介護者向け住宅・施設の流れ
  10. 高齢者住宅・施設の種類と機能
  11. 障害者向け住宅および施設の種類と機能
  12. 福祉住環境のコーディネートの実際

2級

  1. 高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
  2. 福祉住環境コーディネーターの役割と機能
  3. 障害のとらえ方
  4. リハビリテーションと自立支援
  5. 高齢者・障害者の心身の特性
  6. 在宅介護での自立支援のあり方
  7. 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
  8. 障害別にみた福祉住環境整備
  9. 福祉住環境整備とケアマネジメント
  10. 福祉住環境整備の進め方
  11. 福祉住環境整備関連職への理解と連携
  12. 相談援助の実践的な進め方
  13. 福祉住環境整備の共通基本技術
  14. 生活行為別福祉住環境整備の手法
  15. 福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識
  16. 福祉用具の意味と適用
  17. 生活行為別にみた福祉用具の活用

3級

  1. 少子高齢社会と共生社会への道
  2. 福祉住環境整備の重要性・必要性
  3. 在宅生活の維持とケアサービス
  4. 高齢者の健康と自立
  5. 障害者が生活の不自由を克服する道
  6. バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
  7. 生活を支えるさまざまな用具
  8. 住まいの整備のための基本技術
  9. 生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい
  10. ライフスタイルの多様化と住まい
  11. 安心できる住生活
  12. 安心して暮らせるまちづくり

免除科目

なし

合格基準

  • 1級:マークシートと記述式ともに100点中70点以上
  • 2級・3級:100点中70点以上

受験者数・合格率

1級

年度 受験者数 合格率
2016年 533人 7.3%
2015年 6181人 6.6%
2014年 611人 6.1%

2級

年度 受験者数 合格率
2017年 11,884人 49.0%
2016年 27,728人 55.6%
2015年 27,728人 55.6%
2014年 28,328人 40.3%

3級

年度 受験者数 合格率
2017年 4,898人 50.2%
2016年 12,833人 63.4%
2015年 12,833人 63.4%
2014年 13,394人 69.4%

試験の難易度

2級も3級もマークシート問題で試験範囲もそれほど広くないので難易度的にはかなり低いです。1級になると記述式が増え試験範囲も広くなるので難しく感じるでしょう。

試験の勉強

2級と3級は基本的に公式テキストの内容を取得した知識の中から応用問題が出題されるので、公式テキストをこなしていれば大丈夫です。

1級はテキスト外の知識を要求されますので、住環境に関する幅広い知識を習得しておく必要があります。

勉強法 福祉住環境コーディネーター 勉強法
テキスト 福祉住環境コーディネーター 公式テキスト
問題集 福祉住環境コーディネーター 過去問
通信講座 ユーキャンの福祉住環境コーディネーター講座

資格を活かせる仕事

この資格を取得することでの活躍の場は、大きく分けて2つあります。

まず1つは、ケアマネや介護福祉士の資格を持ち合わせて、介護施設や病院、保健所などで、住環境の知識を得ることで、更なるスキルアップを見込むことができます。

そして、もう1つは、工務店や建築設計事務所などの住環境の仕事をされる際に、バリアフリー住宅の新築&リフォームの際のアドバイザーになることにより、就職・転職に有利になります。ただ、この資格だけでは厳しいので、建築関係の資格と、福祉用具専門相談員の資格を取得できれば、活躍の幅は広がるでしょう。

『福祉用具専門相談員』の資格と併用することにより、キャリアの幅が広がります。また、仕事の為ではなく、自分の家のリフォームをする際や、ご家族の介護の知識を習得する為に、取得する人も多数いるのも特徴の資格になります。

よくある質問

どの級から受験するか迷っています

福祉住環境コーディネーター検定試験に関しては、2級の認知度が一番高いので、3級を受ける場合でも、2級とのダブル取得を目指す人が多いです。

2級に関しては、年度により合格率の幅が大きく、2007年に比べて2013年の合格率は約4倍に膨れ上がっています。

3級の受験者は、年々減少しており、2007年に比べて半分程に減少しています。3級を取得しても就職・転職にあまり役立たなくなっているという背景があるのが、減少している一つの要因になっています。

2級と3級に関しては、受験資格が要りませんので、誰でも受験でき、遊び感覚で勉強もせずに、受験されている人も多数いるので、真剣に勉強すれば、この合格率より高い可能性で合格することができるでしょう。

次のステップとして取得したらいい資格は?

実務経験などの受験資格を要しないので、福祉の仕事をやり始めた新人の方でも手軽に取得することができます。

福祉の方に力を入れるならケアマネや社会福祉士、住環境に力を入れるなら建築士や宅建士を目指すと業務の幅は広がります。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★☆☆3

神奈川大学卒の介護職員 30代男性(大学生)
2017年2月28日

予備知識にはなります
一ヶ月程度の勉強で2級取りました。3級は受験してないです。
取得時は介護職員ではなかったですけど家が不動産やってるから建築の知識が欲しくていきなり宅建は自信なかったから予備知識として受けて見ました。
ユーキャンのテキストと問題集と一問一答集で勉強しました。その後福祉の仕事をすることになりましたけど知識は役に立ちました。資格自体は評価されてませんが。

お勧め度 ★★★★★5

いの 30代男性(会社員)
2016年3月18日

福祉の現場や福祉施設の設計で役立てて
ゼネコンの設計部に勤めていた頃、福祉施設の設計に携わることが多くなって取得を決めました。例えば車いすが通るために必要な寸法など、福祉施設に必要な数字や知識を体系的に学ぶことができます。
商工会議所が発行しているテキストで十分です。関係する職種の方はもちろん、自宅をバリアフリーにリフォームしたいという場合にも役立つと思います。

お勧め度 ★☆☆☆☆1

ミディアム 20代男性(フリーター)
2015年5月26日

3級を持っていても全く評価されない
私は3級と2級を一緒に受けてどちらも合格しましたが、3級を持っていても全く評価されることが無いので、はっきり言って3級を受けるのは時間とお金の無駄です。
英検4級みたいなものですね・・・2級に関しては、今後のステップアップとして取得しておいて損はないでしょう。

お勧め度 ★★★★☆4

わい 40代男性(会社員)
2015年1月5日

福祉用具専門相談員の資格も取るべき
福祉住環境コーディネーターとして働くには、福祉用具に関する知識も当然求められますので、福祉用具専門相談員の資格も一緒に取得することで、この資格も生きていくと思います。
逆に言うと、福祉住環境コーディネーターの資格だけを持っていても活用する場所があまりないと思います。

お勧め度 ★☆☆☆☆1

ぽんきっき 30代男性(会社員)
2015年10月18日

職場で全く評価されない
この資格だけで就職や転職に有利になることはほぼ無いと考えていいでしょう。私自身今の職場で全く評価されていません・・・試験に関しては、合格率が5割ほどですが、そんなに難易度は高くないです。むしろもっと難しくしてもらって、資格の価値を上げて頂きたいものです。

お勧め度 ★★★★☆4

ごう 30代男性(会社員)
2015年8月28日

実務経験が要らない
本当は介護福祉士の資格を取得したかったのですが、実務経験をクリアできなかったので、職場の先輩に勧められて、実務経験の要らない福祉住環境コーディネーターの資格を取得しました。
まだ活用は出来ていませんが、今後業務の幅が広がりそうです。

お勧め度 ★★★★★5

まじ 40代男性(会社員)
2014年7月28日

業務の幅を広げる為に
建築関係の仕事をしています。元々2級建築士の資格を持っていましたが、ここ最近の高齢化社会の煽りを受けて、会社から取得しなさいとの命令がありましたので、勉強して2級を取得しました。
独学で取得しましたが、建築と関係の無い福祉の勉強をするのがとにかく苦痛でした。今後は業務の幅を広げて、バリアフリーなどのコーディネートが出来ればと思っています。
※2017年09月07日時点の情報
スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事