社会福祉士

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社会福祉士試験とは

専門的な福祉サービス知識と生活相談技術で、身体や精神上の障害を持つ人や高齢者などの生活支援の必要な方に対してサービスを提供し、自立支援の援助を行うスペシャリストで、社会福祉士及び介護福祉士法という法律に基づいて資格を規定されているものです。
この法律に記載してあるように、社会福祉士の名称を用いて、という言葉がポイントとなるわけで、この名称を用いなければ、このような活動をしてもよい、ということになります。
国家試験受験資格を得るルートはかなり複雑になっています。もっとも一般的なものは、福祉系の大学で国家試験受験資格に必要な単位を取得して、卒業をするというものになります。
高齢化が急速に加速していく中で、今後もニーズはますます高くなるであろう資格の一つになりますので、介護職で生活していきたいのであれば、取得しておきたい資格になります。

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目次

社会福祉士試験の基本情報

資格種別国家資格(名称独占資格)
ジャンル介護・福祉
資格区分なし
受験資格・福祉系大学(4年制)を卒業
・福祉系短大(2年制・3年制)を卒業+指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事
など
試験日程2月上旬(年1回)
試験方法筆記試験
免除科目精神保健福祉士の登録者は共通科目に限り科目免除
試験場所全国24ヶ所
受験料15,440円
登録・更新登録免許税:15,000円、登録手数料:4,050円(更新の必要は無い)
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ社会福祉振興・試験センター

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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社会福祉士試験の試験日

2020年度試験(第33回)

試験日申込期間合格発表
2021年2月7日※予定9月上旬から10月上旬3月中旬

社会福祉士試験の試験内容

出題形式

筆記試験(択一式)

出題範囲

人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、社会保障、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度、社会調査の基礎、相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法、福祉サービスの組織と経営、高齢者に対する支援と介護保険制度、児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、就労支援サービス、更生保護制度

合格点

総得点の60%程度を基準に問題の難易度により補正された得点以上

社会福祉士試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2018年度41,639人28.9%
2017年度43,937人30.2%
2016年度45,849人25.8%
2015年度44,764人26.2%
2014年度45,187人27.0%
2013年度45,578人27.5%
2012年度42,841人18.8%
2011年度42,882人26.3%
2010年度43,568人28.1%
2009年度43,631人27.5%
2008年度46,099人29.1%
2007年度45,324人30.6%
2006年度45,022人27.4%
2005年度43,701人28.0%

社会福祉士試験の難易度

介護福祉士と比較すると出題範囲も広く、合格率は例年30%以下を推移しており、福祉系の中でも難易度の高い資格と言えます。

この合格率の低さは、合格基準である総得点150点に対し、60%程度の正答と言う点も関係しています。

問題の難易度によっては合格基準が補正される場合もありますが、やはり60%以上となる90点は確実に取れるように勉強することが大切です。

また、18科目群すべてで最低1問は正解しなければならないという条件も合格基準の一つです。

全科目で1問正答するためには不得意科目をなくし、まんべんなく学習を進めることも重要です。

そして、同時に模擬試験を受けるなど、実際の試験問題を解く練習も進めて対策を練りましょう。

受験者に難易度を聞いた
  • 合格率は約2割しかなく、他の介護資格よりも難易度は高いので、転職や再就職で有利になる資格になります。と言っても、問題形式はマークシートですし、難関と言うほど難しくはありませんので、数ヶ月みっちり勉強すれば十分取得できます。ただ、受験資格を得るのが少々大変で、基本的に福祉系の4年制大学を卒業しなければいけませんので、そういった学歴が無い人は、受験資格を得る方が困難になるでしょう。(50代男性 介護職)

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LEC東京リーガルマインドの社会福祉士講座」は、基礎力を養う講座や短期集中講座など、目的に合った講座を選ぶことができます。

最短の取得ルート

まず、どのルートにしても、何も無い状態から受験資格を得るには、最低でも「4年」はかかります。

4年制の福祉系大学で指定科目を履修するのが一番手っ取り早いと思います。これが、4年ではなく短大の場合ですと、4年に足りない年数(2年制の短大なら2年、3年制の大学なら1年)を相談補助業務の実務で補えば、受験資格を得ることができます。

個人的には、2年制の短大を出て、2年間実務を先に経験しておいた方が、今後の為にも良いと思います。

資格を活かせる仕事

福祉施設などソーシャルワーカーや生活相談員として活躍することができます。

収入としては、社会福祉士は業務独占ではありませんので、収入に開きがありますが、一般的な年収は350万円~400万円台になります

介護職の中では比較的高いですが、社会福祉士の資格者はある程度経験のある人達が多く、資格手当ても支給される場合が多いので、必然的に年収は比較的高くなる傾向になります。

通常業務の相談員以外にも、管理業務も行える様になれば、収入はグンと上がるでしょう。

社会福祉士の仕事に関しては、姉妹サイト「職業探しの広場(社会福祉士)」で詳しく説明しています。

介護職の探し方
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受験者の口コミ評判

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