社会福祉士試験の難易度・合格率・試験日など

社会福祉士は、専門的な福祉サービス知識と生活相談技術で、身体や精神上の障害を持つ人や高齢者などの生活支援の必要な方に対してサービスを提供し、自立支援の援助を行うスペシャリストで、社会福祉士及び介護福祉士法という法律に基づいて資格を規定されているものです。

簡単にいえば、社会福祉士の名称を用いて、身体上・精神上の障害や環境上の理由によって、日常生活を営むのに支障のある人に対して、福祉の相談を受け、助言や指導、サービスを提供したり、関係者との連絡調整をしたりする人のことをいいます。

この法律に記載してあるように、社会福祉士の名称を用いて、という言葉がポイントとなるわけで、この名称を用いなければ、このような活動をしてもよい、ということになります。社会福祉士でなければ、このような活動をしてはいけない、というものではないのです。

実際に、この法律ができたのは昭和62年ですから、それ以前にこのような仕事をしていた人もいて、そういう人がこの法律ができたからその仕事ができなくなったというものではない、ということです。

ただし、現状としては、こういった仕事をするにはこの社会福祉士資格を取得しておくことが前提となります。

このような背景から、国家試験受験資格を得るルートはかなり複雑になっています。もっとも一般的なものは、福祉系の大学で国家試験受験資格に必要な単位を取得して、卒業をするというものになります。

国家試験の合格率は30%程度となっています。

高齢化が急速に加速していく中で、今後もニーズはますます高くなるであろう資格の一つになりますので、介護職で生活していきたいのであれば、取得しておきたい資格になります。

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社会福祉士試験とは

資格名社会福祉士
人気将来性
就・転職難易度
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
資格種別国家資格(名称独占資格)
ジャンル介護・福祉
資格区分なし
受験資格・福祉系大学(4年制)を卒業
・福祉系短大(2年制・3年制)を卒業+指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事
など、その他にあるので詳しくは社会福祉振興・試験センターのHP内で確認して下さい。
試験日程2月上旬(年1回)
試験場所全国24ヶ所
試験内容筆記試験(択一式)
免除科目精神保健福祉士の登録者は共通科目に限り科目免除
合格点総得点の60%程度を基準に問題の難易度により補正された得点以上
受験料15,440円
登録・更新登録免許税:15,000円、登録手数料:4,050円(更新の必要は無い)
口コミ6件口コミ投稿
問い合わせ社会福祉振興・試験センター
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社会福祉士試験の試験日

第31回試験(2018年度)

【試験日】2019年2月3日(日)
【申込期間】2018年9月6日~10月5日
【合格発表】2019年3月15日

試験日は毎年7月下旬に発表されるので2019年度試験の試験日の発表はしばらくお待ちしください。

社会福祉士試験の試験内容

人体の構造と機能及び疾病、心理学理論と心理的支援、社会理論と社会システム、現代社会と福祉、地域福祉の理論と方法、福祉行財政と福祉計画、社会保障、障害者に対する支援と障害者自立支援制度、低所得者に対する支援と生活保護制度、保健医療サービス、権利擁護と成年後見制度、社会調査の基礎、相談援助の基盤と専門職、相談援助の理論と方法、福祉サービスの組織と経営、高齢者に対する支援と介護保険制度、児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、就労支援サービス、更生保護制度

社会福祉士試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2018年41,639人28.9%
2017年43,937人30.2%
2016年45,849人25.8%
2015年44,764人26.2%
2014年45,187人27.0%
2013年45,578人27.5%
2012年42,841人18.8%
2011年42,882人26.3%
2010年43,568人28.1%
2009年43,631人27.5%
2008年46,099人29.1%
2007年45,324人30.6%
2006年45,022人27.4%
2005年43,701人28.0%

社会福祉士試験の難易度

介護福祉士と比較すると出題範囲も広く、合格率は例年30%以下を推移しており、福祉系の中でも難易度の高い資格と言えます。

この合格率の低さは、合格基準である総得点150点に対し、60%程度の正答と言う点も関係しています。

問題の難易度によっては合格基準が補正される場合もありますが、やはり60%以上となる90点は確実に取れるように勉強することが大切です。

また、18科目群すべてで最低1問は正解しなければならないという条件も合格基準の一つです。

全科目で1問正答するためには不得意科目をなくし、まんべんなく学習を進めることも重要です。

そして、同時に模擬試験を受けるなど、実際の試験問題を解く練習も進めて対策を練りましょう。

  • 合格率は約2割しかなく、他の介護資格よりも難易度は高いので、転職や再就職で有利になる資格になります。と言っても、問題形式はマークシートですし、難関と言うほど難しくはありませんので、数ヶ月みっちり勉強すれば十分取得できます。ただ、受験資格を得るのが少々大変で、基本的に福祉系の4年制大学を卒業しなければいけませんので、そういった学歴が無い人は、受験資格を得る方が困難になるでしょう。(50代男性 介護職)
受験者に難易度を聞いた

社会福祉士試験の勉強法

勉強法社会福祉士 勉強法
テキスト社会福祉士 テキスト
問題集社会福祉士 過去問

通信講座

ユーキャンの社会福祉士講座」は、7ヵ月で合格できるカリキュラムが組まれています。難しい専門用語も図解で分かりやすく解説しているので、これから始めて勉強される方にもお勧めです。

LEC東京リーガルマインドの社会福祉士講座」は、基礎力を養う講座や短期集中講座など、目的に合った講座を選ぶことができます。

最短の取得ルート

まず、どのルートにしても、何も無い状態から受験資格を得るには、最低でも「4年」はかかります。

4年制の福祉系大学で指定科目を履修するのが一番手っ取り早いと思います。これが、4年ではなく短大の場合ですと、4年に足りない年数(2年制の短大なら2年、3年制の大学なら1年)を相談補助業務の実務で補えば、受験資格を得ることができます。

個人的には、2年制の短大を出て、2年間実務を先に経験しておいた方が、今後の為にも良いと思います。

資格を活かせる仕事

福祉施設などソーシャルワーカーや生活相談員として活躍することができます。

収入としては、社会福祉士は業務独占ではありませんので、収入に開きがありますが、一般的な年収は350万円~400万円台になります

介護職の中では比較的高いですが、社会福祉士の資格者はある程度経験のある人達が多く、資格手当ても支給される場合が多いので、必然的に年収は比較的高くなる傾向になります。

通常業務の相談員以外にも、管理業務も行える様になれば、収入はグンと上がるでしょう。

社会福祉士の仕事に関しては、姉妹サイト「職業探しの広場(社会福祉士)」で詳しく説明しています。

自分で求人を探す(転職サイト)
カイゴジョブ(介護福祉求人17,000件)
相談しながら求人を探す(転職エージェント)
スマイルSUPPORT介護(介護福祉求人90,000件)

受験者の口コミ

施設で働いてて何か権威のある国家資格を取りたくて受験しました。通信教育コースで受験資格手に入れましたがスクーリングや施設への実習もありました。私の場合実習指導員との相性も悪いし休憩が実質無いし実習が1番大変でした。試験はあまり過去問を繰り返し出すタイプではないのでクエスチョンバンクっていう過去問集と中央法規の模擬問題集とTACと名前忘れた出版社の予想問題集一冊ずつと12月に養成学校で受験した模試をひたすら繰り返し解きました。2ヶ月ぐらいゲームを我慢して勉強しました。150点満点で89点以上で合格で94点でした。現在の仕事には直接は関係ないのでまだ登録はしてませんが経済的に余裕があるときに登録しようと思います。福祉資格の中では取得が大変な方だし有名でそこそこ権威がある資格なので職場の色々な人が色々な事を言ってきますね。これから取得を考えていらっしゃる方はしつこいようですけど実習先次第ではメチャクチャ実習が苦痛です。あとレポートの添削も態度デカイ先生がいたりして結構ムカついたりします。試験はひたすら問題集を繰り返すのみです。大変ですけど頑張って勝利の栄光を手にしてください。(30代男性 会社員) [2019年4月4日]
介護職を20年以上しているものです。今までヘルパー2級、福祉住環境を取得しましたが一番役に立ちます。私は一般大学卒業後、社福養成所(1年)を経て受験資格を得ました。その間、みっちり勉強して社会福祉士を取得。
その後、障害関係・高齢者関係の仕事をして、現在地域包括支援センターにて勤務しております。
色々意見はありますが、これから福祉関係で仕事をしていきたいという方には、社会福祉士があればとりあえず困りません。
正直、引く手数多な業界な部分もあり、特に転職に関してはかなり有利です。ただ、社会福祉士の仕事は大変です。その点は覚悟が必要ですよ!(30代男性 会社員)
介護職を20年以上しているものです。今までヘルパー2級、福祉住環境を取得しましたが一番役に立ちます。介護の重要性が今後も高まっていく中で、社会福祉士の専門性を生かした仕事は今後も増えてくると思います。
ただ、社会福祉士の資格だけでは弱いので、精神保健福祉士などのサブ資格を取得しておいた方が、業務の幅は広がるでしょう。(40代男性 会社員)
よく社会福祉士の資格を取得できれば職に困らないと言われますが、決してそんなことはありません。介護の中では難しい資格の部類に入りますが、年々社会福祉士は増加しています。社会福祉士はあくまで名称独占なので、同じような仕事だと誰でも出来るので、そこまで必要とされる資格ではないと思います。(30代女性 会社員)
社会福祉士といっても結局はヘルパーの延長なので、経験を積んで責任者にならなければいつまで経っても収入は上がりません。その割りに、業務は多忙で割が合わない・・・出来ることなら他の職種に転職したい気分です。(30代女性 会社員)
福祉分野で強烈なインパクトのある資格になりますので、受験資格が満たされているなら取得するべきです。この資格を持っていることで、問答無用で採用とはいきませんが、高評価を得れるのは確かです。合格率ほど難しくないしね☆(30代男性 会社員)
資格を取得するのは大変だけど、活躍できる職場が少ないと言われているこの資格ですが、ここ最近求人は増えてきている様に思えます。しかしながら、結局、社会福祉士の資格が無くても出来る業務なので、この資格だけでは今後ますます厳しくなると思います。(30代男性 会社員)
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