土地改良換地士試験とは
土地改良法で定められている国家資格で、農地の土地改良換地計画に対して専門的な知識を用いて意見や助言、指導を行うスペシャリストになります。
業務独占資格になりますので、農林水産省による試験に合格しなければ、土地改良換地士としての業務を行うことができません。
試験は筆記試験のみで行われ、「農地用の集団化に関する事業」に関わる知識と実務を問われます。
誰でも受験することができますが、専知識を要し、合格率も2割ほどしかないので、難易度の高い資格と言っていいでしょう。
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目次
土地改良換地士試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 環境・自然 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 10月中旬(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | 換地処分に係る実務を通算して10年以上していると一部科目を免除 |
試験場所 | 札幌市、仙台市、さいたま市、金沢市、名古屋市、京都市、岡山市、熊本市、那覇市 |
受験料 | 6,500円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 農林水産省 農村振興局 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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土地改良換地士試験の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2019年10月20日(日) | 7月19日~8月27日 | 11月19日 |
土地改良換地士試験の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式、記述式)
出題範囲
- 農用地の集団化に関する事業に係る知識の試験科目
-
土地改良法、民法、不動産登記法、土地改良登記令、戸籍法、農地法その他換地事務を行うに必要な関係法令に関するもの、測量及び土地改良法のうち換地関係規定に関するもの
合格点
各科目60%以上の正解率
土地改良換地士試験の受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 245人 | 26.5% |
2018年 | 263人 | 19.4% |
2017年 | 256人 | 16.0% |
2016年 | 228人 | 18.9% |
2015年 | 226人 | 14.6% |
2014年 | 211人 | 7.6% |
2013年 | 211人 | 16.6% |
土地改良換地士試験の難易度
そこそこ難しいのでしっかりと対策を立てなければ合格は難しいです。
資格を活かせる仕事
建設や土木施工管理系のコンサルティング会社で活躍することが可能です。