採石業務管理者試験とは
昭和25年に制定された採石業について定めた法律である「採石法」に基づき、業者の自主的災害防止能力の確保や、岩石の採取に伴う災害の防止に関する職務を行う者のことを言います。
主務官庁は経済産業省資源エネルギー庁です。
受験資格に制限は無いので、採石に興味のある方や、採石場の安全性を確保したいと願う方なら誰でも受けられます。
また、この資格を取得後、1年以上の実務経験を積むと、公害防止管理者の中の“水質関係第4種”と“一般粉じん関係”の受験資格が得られます。
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目次
採石業務管理者の基本情報
資格種別 | 国家資格(必置資格) |
ジャンル | 建築・不動産 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 10月(年1回実施) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | 不明 |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 8,000円 |
登録・更新 | 都道府県知事への登録が必要 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 各都道府県の環境部など(HPなし) |
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採石業務管理者の試験内容
出題範囲
岩石の採取に関する法令 | 採石法とその関係政省令全般、砂利採取法、環境基本法、大気汚染防止法など |
---|---|
岩石の採取に関する技術的な事項 | 岩石採掘に関する知識と技能、発破に関する知識や技能、脱水ケーキの処理に関する知識と技能など |
合格点
各科目およそ70%以上の正解率
採石業務管理者の受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 1,425人 | 20.4% |
2017年 | 1,619人 | 23.9% |
2016年 | 1,750人 | 26.9% |
2015年 | 1,634人 | 10.6% |
2014年 | 1,612人 | 36.5% |
しかく姫
2015年だけ極端に合格率が低いですね・・・何ででしょう??
採石業務管理者の難易度
国家試験の中でも比較的難易度は低いです。
資格を活かせる仕事
採石採取会社などで活躍することができます。
採取計画の作成や変更、岩石の採取及び災害防止、作業員への教育に対する立案とその実施等が実際の仕事となります。
採石業を行う為には、その事務所に必ず採石業務管理を置かなければいけませんので、建設・土木業界、砂利採取業界から求められている資格の一つと言えるでしょう。
受験者の口コミ評判
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3.0 超健 40代会社員
4.0 名無し 40代会社員
2.0 真鍋 40代会社員