CPAとも呼ばれ、米国各州が認定する公認会計士の資格で、世界中で最も認知されている会計士資格です。資格は、各州ごとで取得し、登録することになります。
試験内容や採点、合格基準は全米で統一されています。登録のみ受けた州に属することになります。
試験は18か月以内に4科目総てに合格しなければなりません。また、問題に依っては解けても点数にならないものもあり、基礎的な問題が解けない場合は、難しい問題が解けても得点が上がらない仕組みになっているので、基礎からしっかり勉強することが肝心です。
グローバルに活躍したい方、キャリアアップしたい方、英語を仕事で活かしたい方、転職を有利に行いたい方等に向いた検定です。
2011年から日本でも受験できるようになりました。
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米国公認会計士試験の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 概ね4年制の大学を卒業、卒業見込みのある者 |
試験日程 | 年4回実施 |
試験方法 | CBT試験 |
合格点 | 概ね各科目75%以上の正答率 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 米国、東京、横浜、大阪のプロメトリックテストセンターで実施 |
受験料 | $500 |
登録・更新 | プロメトリックRRC予約センター |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ |
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米国公認会計士試験の受験者数・合格率
日本人の合格率は60%程と言われています。
米国公認会計士試験の難易度
日本の公認会計士に比べると簡単と言われていますが、実際は言われている程簡単ではないかなと言うのが感想です。
まず、受験資格を得るために米国大学の単位を取得しなければならないのですが、そのためには日本にあるU.S.CPAの専門学校で授業を受けるか、米国の大学を実際に卒業するかする必要があり、それなりに費用もかかります。
また、必要な英語力はTOEIC400点から勉強を始める事が可能とよく言われますが、実際に資格を取得するには800点以上位の英語力が必要なのではないかと感じています。(周囲で資格を取得した人は大体それ位の英語力の方が多かったです)
米国公認会計士試験の勉強法
独学での取得は難しいので、スクールや通信講座にて取得することをオススメします。
米国公認会計士試験のテキスト
米国公認会計士試験の講座
資格を活かせる仕事
米国各州が認定する公認会計士資格で、世界で最も認知度の高い会計士資格と言われているので、海外での会計職への就職・転職にには大いに活用することが出来ます。
その他、日本でも外資系企業の会計職で活躍することも可能だしそちらの方が現実的です。