日本語検定とは
正しい日本語が使える能力、総合的な日本語能力を持っていることを示すことができるのがこの試験です。
漢字や熟語の意味、読み方に関する知識、適切な使い方、送り仮名の正しい表記、敬語の使い方、文法について、慣用句などの意味など幅広い内容で出題されます。
敬語の使い方など、日本語能力を重視している企業も増えてきていますので、就職や転職に有利になる場合がありますので、積極的に取得しておきたい資格の一つと言えるでしょう。
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目次
日本語検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 教養・基礎 |
資格区分 | 1級、2級、3級、4級、5級、6級、7級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 6月中旬、11月中旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国100ヶ所以上の都市で実施 |
受験料 | 【1級】6,300円【2級】5,300円 【3級】3,800円【4級】2,500円 【5級】1,800円【6級】1,800円 【7級】1,800円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | NPO法人 日本語検定委員会 |
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日本語検定の試験日
2022年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
一般会場 2022年6月11日(土) 準会場 2022年6月10日(金)・11日(土) | 3月1日~5月13日 | 試験の約30日後 |
日本語検定の試験内容
出題範囲
- 【敬語】尊敬語、尊攘語、丁寧語の適切な使用
- 【文法】語と語の正しい連接
- 【語彙】言葉の豊富さ、語と語の関係の理解
- 【言葉の意味】言葉の意味の理解
- 【表記】適切な感じの使用、送り仮名、仮名遣い
- 【漢字】漢字や熟語の読み方、意味の理解
合格点
【1級・2級】総合80%以上+領域60%以上
【3級~7級】総合70%以上+領域60%以上
日本語検定の受験者数・合格率
第26回【2019年第2回】
区分 | 受験者数 | 認定率 | 準認定率 |
---|---|---|---|
1級 | 618人 | 7.2% | 26.3% |
2級 | 3,599人 | 7.9% | 23.4% |
3級 | 14,079人 | 40.7% | 25.3% |
4級 | 8,704人 | 72.9% | 14.3% |
5級 | 4,501人 | 76.2% | 8.8% |
6級 | 2,904人 | 77.0% | 6.6% |
7級 | 1,531人 | 86.1% | 7.5% |
受験者の9割近くが学生です。
日本語検定の難易度
- 【1級】社会人レベル
- 【2級】大学卒業レベル
- 【3級】高校卒業レベル
- 【4級】中学校卒業レベル
- 【5級】小学校卒業レベル
- 【6級】小学校4年修了レベル
- 【7級】小学校2年修了レベル
日本語検定の勉強法
日本語検定委員会から出ている公式問題集があるので勉強しやすいと思います。
公式問題集は、文法や敬語、言葉の意味や漢字など、各項目ごとに分かれていて見やすいです。模擬問題の量も多いので受験対策にはもってこいのテキストになるでしょう。料金もリーズナブルですしね。
日本語検定のお勧めテキスト
問題をこなして傾向を掴もう
中級は3級と4級に対応!受験するなら必須
上級は1級と2級に対応
日本語検定を活かせる仕事
社会人としての基本的な日本語能力を持っていると言う証明になるので、就職活動で多少は武器になるかもしれません。
ただ、試験自体の難易度がそれほど高くない為、企業認知度も低く過度の期待は禁物です。
資格侍
受験していることで対話力の向上やコミュニケーション能力の向上、表現力を高める事ができるなどビジネスシーンでも役立ってくれる資格となっています。