世界40ヶ国が参加しているウェディング業界で国際的に最大規模である「全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)」が認定している民間資格になります。
試験は1級と2級があり、1級を取得できればABC協会認定ブライダルプランナー検定の上級資格である「ABC協会認定アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)」の受験資格を得ることができます。
受験資格はありませんので、出来れば1級を取得して、上位資格へとチャレンジしていくことがキャリアアップの為にもお勧めできます。
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ABC協会認定ブライダルプランナー試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | サービス・販売 |
資格区分 | 1級、2級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 下記参照 |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地の認定校 |
受験料 | 【1級】15,000円【2級】10,000円 |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | ABC協会認定ブライダルプランナー検定 |
【総合評価】(2級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ABC協会認定ブライダルプランナー試験の日程
【試験日】
<1級>7月上旬、3月下旬(年1回)
<2級>9月上旬、1月中旬(年1回)
【申込期間】
<1級>4月下旬~ 6月上旬、1月中旬~2月中旬
<2級>6月中旬~7月中旬、10月下旬~11月下旬
【合格発表】
<1級>9月上旬、5下旬
<2級>10月上旬、2月中旬
ABC協会認定ブライダルプランナー試験の内容
出題形式
筆記試験(マークシート方式、記述式)
出題範囲
- コーディネートの知識、実務上での新規顧客・決定顧客へのさまざまな対応、準備能力、そして見積作成などのプランニング能力
- 欧米ウェディングの体系的な流れやウェディング・パーティー各人の役割に加え、欧米での各宗教・宗教観に根付いたセレモニーの進行や、それぞれの慣習の理解力
- 日欧米共通した、求められる人材像としての接客応対・文章・言葉遣いなどの総合的能力
合格点
概ね7割以上の正解率
ABC協会認定ブライダルプランナー試験の受験者数・合格率
1級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2015年夏期 | 472人 | 75.4% |
2015年春期 | 239人 | 77.4% |
2014年夏期 | 214人 | 78.0% |
2014年春期 | 176人 | 75.6% |
2013年夏期 | 232人 | 73.3% |
2013年春期 | 221人 | 76.0% |
2級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2016年冬期 | 829人 | 84.3% |
2015年秋期 | 552人 | 85.9% |
2015年冬期 | 742人 | 78.2% |
2014年秋期 | 501人 | 84.2% |
2014年冬期 | 459人 | 81.3% |
2013年秋期 | 510人 | 81.0% |
2013年冬期 | 533人 | 83.3% |
ABC協会認定ブライダルプランナー試験の難易度
基礎的な知識を問う2級はマークシート形式で出題されますが、実務レベルの問題が増える1級は、記述式も加わるため難易度は高くなります。
また、IWPAウェディングプランナー日本資格との違いは、日本のブライダルについてだけでなく、宗教や宗派の違いによる挙式の慣習なども出題されるため幅広い知識が求められます。
1級、2級共に合格基準は総得点の7割以上の取得で、2級の合格率は約8割と高いため、それほどハードルは高くありません。
また、試験の難易度によって合格基準は変わるため、70点以上を確実に取得できるように努力することが大切です。
独学でも学習することは可能ですが、認定校に通い、知識をきちんと身につけていくことも必要です。
ABC協会認定ブライダルプランナー資格を活かせる仕事
ブライダル業界で活躍することができます。
但し、2級では転職・就職で有利になることはあまりありませんので、1級、更には上位資格の「ABC協会認定プロフェッショナル・ブライダルコンサルタント」の資格を取得しておきたいです。
ウエディングプランナーの収入
ウエディングプランナーの平均年収は300万円~400万円程度と言われています。