エンディングノートプランナー試験とは
エンディングノートの書き方や活用方法を学び、本人や家族が将来に備えて必要な情報や想いを整理できるよう支援するための資格です。エンディングノートは、財産や医療・介護、葬儀、お墓、連絡先、家族へのメッセージなどをまとめるもので、残された家族の負担を軽くするだけでなく、自分の人生を振り返り、これからの生き方を考えるきっかけにもなります。
資格取得には、協会が実施する養成講座を受講し、エンディングノートの役割、書き方、伝え方、活用方法などを学びます。取得後は、自分自身の終活に役立てるだけでなく、家族や相談者へのアドバイス、セミナー開催、終活関連サービスの一部として活用することもできます。
高齢者支援、介護、葬祭、士業、保険、不動産、相続相談など、人生の終盤に関わる仕事をしている人に向いています。エンディングノートは法的な効力を持つ遺言書とは異なりますが、本人の希望や情報を整理する手段として役立つため、終活支援の入口として学びやすい資格といえるでしょう。
エンディングノートプランナー試験の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | サービス・販売 |
| 資格区分 | 縁ディングノートプランナー、上級縁ディングノートプランナー |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 講座日程により異なる |
| 試験場所 | オンライン、または指定会場 |
| 受験料 | 縁ディングノートプランナー:44,000円/上級:88,000円 |
| 登録・更新 | 初年度登録料は検定料に含む。更新制度の詳細は公式確認 |
| 問い合わせ | 一般社団法人 エンディングノートプランナー養成協会 |
| 関連資格 | 相続診断士 レターライター 定年力検定 高齢社会検定 |
資格取得までの流れ
電話かウェブ上からお申込み。
教材等が届きましたら受講を開始して下さい。セット内容は、教本・資料集・問題集・DVDになります。
レポート提出後、約2ヵ月で合否が発表されます。合格すれば認定手続きを行います。不合格の場合でも、指摘項目に沿って、再度提出して合格することにより認定手続きを行うことができます。
認定手続き書類の提出、認定料5,000円を入金の確認後、認定証書が発行されます。
受講内容
単にノートの項目を埋めるだけでなく、本人の想い、家族への伝達事項、財産・医療・介護・葬儀・相続に関する希望などを整理し、分かりやすく残すための支援力が問われます。
一般社団法人縁ディングノートプランニング協会では、「縁ディングノートプランナー資格」「上級縁ディングノートプランナー資格」「縁ディングノートプランナー養成講師コース」の3種類が用意されています。養成講座を受講し、必要な学習や検定を経て認定を受ける形式です。
出題範囲
エンディングノートの基礎
エンディングノートの目的、遺言書との違い、本人の意思や希望を残す意義、家族に伝えるべき情報の整理方法などが問われます。
終活に関する周辺知識
医療、介護、葬儀、お墓、相続、財産整理、デジタル遺品など、エンディングノートを書くうえで関係する終活全般の基礎知識が扱われます。
書き方のレクチャー方法
一般の人にエンディングノートの書き方を分かりやすく伝えるための説明力、実演指導、質問への対応、セミナー運営に関する内容が含まれます。協会資料でも、エンディングノートの書き方をレクチャーする資格として説明されています。
本人の想いを引き出す支援
家族へのメッセージ、人生の振り返り、今後の希望などを整理し、本人らしいエンディングノート作成につなげるための聞き取り力や支援姿勢も重要になります。
受験数・合格率
受験者数と合格率共に非公開
難易度
教本と問題集の内容をきちんと理解していれば、課題レポートの作成自体はそれほど難しくありません。一般的な筆記試験のように、限られた時間内で多くの問題を解くタイプではないため、落ち着いて内容を確認しながら取り組みやすい資格といえます。
ただし、レポート形式である以上、教本の内容をただ写すだけではなく、自分なりに理解して整理する力は必要です。重要なポイントを押さえ、設問に対して適切に答えられるようにしておくことが大切です。
また、教本や問題集を軽く読むだけでは、レポート作成時に内容をうまくまとめられない可能性もあります。用語の意味や基本的な考え方を理解しながら学習しておくと、スムーズに作成しやすくなるでしょう。
総合的に見ると、難関資格というほどではなく、教本と問題集を丁寧に学習していれば十分対応できるレベルです。課題レポートにしっかり取り組めば、初めて学ぶ人でも取得を目指しやすい資格といえるでしょう。
勉強法
協会から送られてくる教本と問題集を中心に学習を進めるのが基本です。市販テキストを別途用意する必要はあまりなく、まずは送付された教材の内容をしっかり確認しましょう。
勉強を始める際は、最初に教本を一通り読み、試験で問われる内容の全体像をつかむことが大切です。そのうえで問題集に取り組み、分からなかった部分や間違えた問題は、教本に戻って復習すると効率よく学習できます。
問題集を解くときは、答えを埋めるだけで終わらせず、なぜその答えになるのかを確認しながら進めましょう。特に実務に関わる内容は、単なる暗記ではなく、実際の仕事の場面をイメージしながら学ぶと理解しやすくなります。
難易度は極端に高い試験ではありませんが、教材を流し読みするだけでは不十分です。教本と問題集を丁寧にこなし、分からない部分をそのままにしないことが合格への近道です。
⇒ LEC東京リーガルマインドのエンディングノートプランナー養成講座
資格を活かせる仕事
儀業界や介護業界など、人の人生の終末期や家族のサポートに関わる仕事で活かしやすい資格です。高齢者本人やその家族に対して、葬儀、供養、相続、介護、老後の備えなどに関する基本的な知識をもとに、安心して相談できる対応力を身につけることができます。
活かしやすい仕事としては、葬儀会社、葬祭会館、介護施設、老人ホーム、地域包括支援センター、福祉関連サービス、仏壇・仏具店、墓石・霊園関連の仕事、保険会社、士業事務所の相談業務などがあります。特に、高齢者やその家族から将来の不安や手続きに関する相談を受ける仕事では、資格で学んだ知識を役立てやすいでしょう。
また、葬儀や介護に関する相談は、本人や家族にとって精神的な負担が大きい内容です。そのため、専門知識だけでなく、相手の気持ちに寄り添いながら、分かりやすく丁寧に説明する力も重要になります。
ただし、この資格だけで就職・転職が直接的に有利になるとは言いにくいです。採用の決め手というよりは、葬儀・介護・福祉・終活関連の仕事に携わる人が、相談対応の幅を広げたり、利用者からの信頼を高めたりするためのスキルアップ資格と考えるとよいでしょう。
資格侍仕事の他にも、エンディングノートに興味のある方や実際にエンディングノートを作ってみたい方にもお勧めです。

