住宅営業マンとしてのスキルが十分にある事を証明できる資格です。お客様からの信頼を得るために住宅販売をしている営業マンには必須の資格と言っても良いでしょう。スキルがあるだけでなく倫理観なども養われます。
住宅販売士になるための講習が行われていて講習受講後にレポートを提出し、その結果で合否が決まります。
講習は会場で受ける以外に通信講座を受講するという事もできるので、住宅販売を行う企業で社員教育として取り入れている会社もあります。正しい知識を持っている営業マンがいる事を証明できるので、企業のイメージアップにも繋がります。
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住宅販売士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | サービス・販売 |
資格区分 | なし(会場受講と通信受講がある) |
受験資格 | なし |
試験日程 | 随時 |
試験方法 | レポート提出 |
合格店 | 非公開 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 【会場受講】全国にあるLEC東京リーガルマインド学校 【通信受講】自宅など |
受験料 | 【会場受講】37,800円 【通信受講】38,880円 |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 全国住宅営業認定協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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住宅販売士試験のカリキュラム内容
- 住宅販売と社会的問題
- 住宅営業理論
- 見積書の詳細説明
- 建築文化
- 建築知識
- 資金計画の基礎知識
- 住宅販売と保険
など、全部で7講座に分かれています。
住宅販売士の役割や住宅販売士の品格、住宅販売士のコンプライアンスなど思想に関する内容、住宅営業に関する基礎知識、見積作成について、建築に関する知識、建築法規、資金計画や住宅ローンについて、登記について、住宅販売と保険についてなど幅広い内容を学びます。
会場受講の場合は、資格講座を実施しているLECリーガルマインドを経由して受講することになります。
5時間の住宅販売士認定講習に参加してレポート提出(全項目の理解度確認試験)をして合格することで資格を取得することができます。
通信講座の場合は、キットが後日送付されるので、テキストとDVDを使って各自受講します。
レポート内容(試験)
問題数は全部で6問。文章の記述式になります。(選択問題はなし)
会場受講の場合は講座もレポート提出も全て1日で完結します。
真面目にレポートを提出すれば問題ありません。レポートの成績が悪い場合でも即不合格とはならず追加レポートを再提出することで合格することも可能です。
会場受講と通信受講どちらが良いのか?
もちろんどちらを選択しても難易度が変わる訳でもなく、問題なく資格を取得できるのでどちらを選んでも構いません。
- 実際に質問しながら講座を受講できる
- 受講料が通信に比べると1,000円安い
- 自宅で完結できるので楽
- 好きな時間に受講できる
両者のメリットを挙げてみましたがいかがでしょう。
せっかく資格を取得するのですが、できれば会場できちんと受講した方が理解も深まるでしょうし良いと思います。
住宅販売士試験の合格率
合格率は非公開ですが、概ね80~90%と言われています。
4万円近くも受講料も払って不合格とか悲しすぎます
あくまで推測ですが、不合格者は会社から無理やり受験させられている方が多いかもしれませんね。会社からですと自己負担は無いでしょうし。
住宅販売士試験の難易度
試験と言ってもレポートの提出のみなので試験難易度としてはかなり低いです。
あくまで講習を受講することがメインになるので、試験のことはあまり気にする必要はありません。
- 試験自体は簡単ですが、問題は全て記述式になるので文章を組み立てることが苦手な方には難しく感じるかもしれませんね。(30代男性 不動産業)
- 会場で受験しましたが試験というより確認のためのテストなので簡単でした。(40代男性 会社員)
住宅販売士試験の勉強法
特に事前に対策を立てる必要はありませんが、試験は全て記述式になるので、とにかく何でも良いから書いて空白を作らない様にして下さい。
住宅販売士を活かせる仕事
住宅販売士が活躍できるのは、住宅販売会社になります。
住宅販売営業マンとして新居のご購入を検討されているお客様に様々なご提案をできるようになります。またアドバイスなどもできますので、信頼される営業マンとして活躍できます。住宅販売士の資格を取得したことで、安定した受注ができるようになったという人も多く、
しっかり丁寧に対応し受注を獲得していきたいという営業マンにおすすめの資格です。またこれから住宅販売に携わるという新入社員にとっても知識を深められる講習となっていますので受講されておくと良いでしょう。
安心できる快適な住まいを購入したいとすべてのお客様が感じていますので、住宅販売士の資格を活かしてしっかりサポートできる営業マンになりたいですね。
以前は住宅販売士補試験も実施されていましたが、現在は行っていないみたいですね。