カラーコーディネーター試験とは
色彩に関する知識を、仕事や生活の中で活用する力を評価する検定試験です。色の性質、配色、色彩心理、見え方、ビジネスでの色の使い方などを学ぶことで、商品企画、販売促進、Web・広告、ファッション、インテリア、デザイン分野などに役立てることができます。
資格区分は、アドバンスクラスとスタンダードクラスに分かれています。アドバンスクラスは、ビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識を問う上位区分で、スタンダードクラスは、日常や仕事で役立つ色彩の基礎知識を中心に問う区分です。
デザイン会社、広告・印刷業界、アパレル、インテリア、販売、商品企画、Web制作などで活かしやすい資格です。独占業務がある資格ではありませんが、色彩を理論的に扱う力を示せるため、デザインや接客、企画業務で色の提案力を高めたい人に向いた資格といえます。
カラーコーディネーター試験の基本情報
| 資格種別 | 公的資格 |
| ジャンル | クリエイター・デザイン |
| 資格区分 | スタンダードクラス、アドバンスクラス |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 年2回。指定された試験期間内に受験日時を選択して受験 |
| 試験方法 | IBT方式またはCBT方式。多肢選択式で実施 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | IBT方式は自宅・会社など、CBT方式は全国のテストセンター |
| 受験料 | 【スタンダードクラス】5,000円 【アドバンスクラス】7,000円 |
| 登録・更新 | アドバンスクラス:7,700円(税込)/スタンダードクラス:5,500円(税込)。CBT方式は別途CBT利用料2,200円(税込)が必要 |
| 問い合わせ | 東京商工会議所検定試験情報 |
| 関連資格 | カラーデザイン検定 カラーコーディネーター検定 カラーアドバイザー認定試験 色彩検定 パーソナルカラリスト |
カラーコーディネーター試験の試験日
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 第60回:6月18日~7月6日 | 5月15日~5月26日 | 試験終了後すぐに確認 |
| 第61回:10月22日~11月9日 | 9月16日~9月29日 | 試験終了後すぐに確認 |
カラーコーディネーター試験の試験内容
カラーコーディネーター試験は、色彩に関する知識と、その知識を日常生活やビジネスで活用する力を確認する検定試験です。区分はアドバンスクラスとスタンダードクラスに分かれており、どちらもIBT方式またはCBT方式で実施されます。試験時間は90分で、多肢選択式です。
出題範囲
アドバンスクラスでは、スタンダードクラスの知識に加えて、ビジネスにおける色彩の活用事例や、ファッション、メイク、インテリア、ビジュアルデザインなど、より幅広い分野の色彩知識が問われます。
スタンダードクラスでは、日常生活やビジネスで役立つ色彩の基礎知識が出題されます。色の見え方、配色、色彩心理、生活や仕事での色の使い方など、色彩を実践的に活用するための基本的な内容が中心です。
試験科目と出題数
アドバンスクラス・スタンダードクラスともに、試験は多肢選択式で行われます。出題範囲は各クラスの公式テキストに該当する知識と、それを理解したうえでの応用力です。固定の科目別問題数は公表されていないため、公式テキスト全体から色彩知識と活用力を問う試験として整理するとよいでしょう。
合格基準
アドバンスクラス・スタンダードクラスともに、100点満点中70点以上で合格となります。合格基準は共通ですが、アドバンスクラスの方が扱う範囲が広く、ビジネスや専門分野での色彩活用まで問われます。
カラーコーディネーター試験の受験者数・合格率
アドバンスクラス
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 2,262人 | 694人 | 30.7% |
| 2024年 | 2,547人 | 1,158人 | 45.5% |
| 2023年 | 2,291人 | 1,119人 | 48.8% |
| 2022年 | 2,060人 | 1,251人 | 60.7% |
| 2021年 | 1,258人 | 795人 | 63.2% |
スタンダードクラス
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 4,060人 | 2,110人 | 52.0% |
| 2024年 | 4,259人 | 3,108人 | 73.0% |
| 2023年 | 5,253人 | 3,903人 | 74.3% |
| 2022年 | 4,650人 | 3,728人 | 80.2% |
| 2021年 | 3,678人 | 3,069人 | 83.4% |
受験者の業種

こちらは東京商工会議所検定試験情報の試験ページから引用したものです。
2級受験者の約4割が学生です。そうなると3級だと難易度が下がるので学生受験者の割合は更に高くなりますね。
建設業や製造業ではカラーを生み出す仕事、サービス業ではカラーを提案する仕事とその役割は異なりますが、カラーコーディネーターの需要は高いと言えるでしょう。
しかく姫金融・保険関係の方は何に活かすのでしょうか??
カラーコーディネーター試験の難易度
難関資格というほどではありませんが、色の感覚だけで答える試験ではなく、色彩理論、配色、心理効果、ビジネスでの活用などを体系的に理解する必要があります。
スタンダードクラスは、色の基礎知識を中心に出題されるため、初学者でも目指しやすい区分です。色相、明度、彩度、配色、色の見え方、色彩心理、ファッション・インテリア・商品企画などでの色の使い方を幅広く学びます。普段からデザインや服、インテリアに関心がある人は、内容をイメージしやすいでしょう。
アドバンスクラスでは、より実務に近い色彩活用の知識が求められます。商品開発、ブランディング、店舗演出、広告、ユニバーサルデザイン、環境色彩など、ビジネスや社会の中で色をどう使うかを考える内容が増えます。単に色名や配色パターンを覚えるだけでなく、目的に応じて色を選ぶ考え方が重要になります。
デザイン、販売、アパレル、インテリア、Web制作、広告、商品企画などに関わっている人は、仕事や趣味と結びつけながら理解しやすい資格です。一方で、色彩理論に初めて触れる人は、色相環やトーン、配色ルール、視覚効果などの用語を整理する部分で少し負担を感じやすいでしょう。
- 大学生です。3級を受験しましたがほとんど勉強せずとも合格できました。(2018年度試験)
- 3級は選択問題だけなので消去法で考えていけばいいだけなので簡単でした。(2018年度試験)
- 3級に関しては、合格率こそ60%程度ですが、趣味レベルで受験している人が多いので、しっかり対策を取ればさほど難しく感じないでしょう。(2017年度試験)
カラーコーディネーター試験の勉強法
色の基礎知識、配色理論、色が人に与える印象、商品やデザインへの活用方法を幅広く学ぶことが大切です。まずは色相・明度・彩度といった基本用語を押さえ、色の組み合わせによって見え方や雰囲気がどう変わるのかを理解していくと、全体像がつかみやすくなります。
そのうえで、ビジネスや生活の中で色がどのように使われているかを意識しながら学ぶと、単なる暗記になりにくくなります。過去問を解いて出題パターンに慣れ、間違えたところは配色の考え方と一緒に確認していくと、知識が整理しやすくなります。
カラーコーディネーター試験のお勧めテキスト
改訂版 カラーコーディネーター検定試験®スタンダードクラス公式テキスト
基礎からしっかり学びたい人向けの公式テキストです。出題範囲を土台から整理しやすく、まず何を覚えるべきかがつかみやすいので、独学の最初の一冊として使いやすいです。
改訂版 カラーコーディネーター検定試験®アドバンスクラス公式テキスト
アドバンスクラス対策の中心になる公式テキストです。内容量が多く、より専門的な分野までカバーしているため、基礎を押さえたあとに本格的に得点力を伸ばしたい人に向いています。
スピード合格!カラーコーディネーター【スタンダードクラス】テキスト&問題集
テキストと問題演習をまとめて進めたい人に向いた1冊です。各章の理解確認と本試験を想定した実力チェックまで入っているので、学習の流れを作りやすく、復習用にも使いやすいです。
資格を取得するメリット
カラーコーディネーター検定に合格したからと言って、即座に就職に直結することはありません。
デザイン会社やアパレル業界など、色彩感覚が必要とされる仕事をしている方が勉強をすることで、実務に役立てることができる検定だといえます。
カラーを扱う仕事をする方は、是非とも勉強すべき検定です。
カラーの基本である色相環の知識は、色を抑えたいときや、逆に目立たせたいときに、どの色を組み合わせるべきかを考える配色計画に役立ちます。
また、同系色で配色し、統一感を持たせたい場合にはトーンオントーンの知識が役に立ち、異なる色相を同一トーンでまとめ、イメージに変化をつけたいときにはドミナント・トーンの知識が役立ちます。
これらの知識があるかないかで、理論的な考えができるようになりますし、提案をする際にも説得力を持たせることができますので、業務において大きな差が生まれるのではないでしょうか。



就職や転職のみで活用したい方にはどれほどメリットはありませんが、実務で活かしたいと考えている方には、カラーの勉強するだけでメリットはあると言えるでしょう。
受験者の口コミ評判
タップ(クリック)で口コミが見れます


資格を取ったことで自信につながった
5.0 いるま 40代主婦

着付け教室に通っていましたので、着付けに関しては問題なく行えるのですが、着物と帯、その他の小物のカラーを合わせるために、カラーコーディネーターの知識が必要だと思い勉強をしました。これまでは合わせたことのないカラーの組み合わせが思った以上に魅力的で、自分のイメージにピッタリなコーディネートができるようになりました。着物に長く携わっている年配の方にも、斬新な組み合わせで素晴らしいとほめていただき、自信につながりました。勉強したことを活かすことができ、うれしく思います。(2019年3月)


楽しんで勉強できた~!
4.5 名無し 20代会社員

アパレル業界で働いています♪今度ショップの店長を任されるんです!もっとファッションのことを深く学びたいって、思って、張り切っています。店長になれば、発注アイテムとか発注数とか、自分で決めなければいけないので、ドキドキです。そのときに、これからの流行りのカラーは超重要なので、この資格は絶対取っておきたいと思ったんです。勉強をしていくと、売り場の雰囲気をカラーで変えてみたり、お客さまにプロっぽく(笑)カラーアドバイスできるようになったり、イイことばっかりです!勉強嫌いの私でも、興味のあることだったから楽しんでできましたぁ!!(2019年1月)


建築設計をしています
5.0 FM 30代会社員

建築設計をしていると、内外装の仕上げをどんなデザイン、色にするか決めなくてはいけません。施主の好みもありますが、デザインに関わるなら必須の知識だろうと思って取得しました。仕事としてでなくても、普段のファッション、部屋の模様替えなどで活かせる場はたくさんあります。配色を決めるのは意外と難しいものです。配色のパターンがわかると、デザインするのが楽しくなりますよ。(2016年4月)


間違えた
1.0 うっかり 20代大学生

試験日を間違えてしまい受験できませんでした。(2015年3月)


3級を取得しました
4.0 杉下 40代会社員

デザイン系の仕事をしているので何か資格を取得したいということでデザインに関連するカラーコーディネーター3級をの資格を取得しました。
デザインの仕事は資格がないとできないものではないですがカラーコーディネーターの試験の内容は色彩について基本的なことや科学的なこと、歴史などが一通り勉強できるので知識としては十分に役立つ内容でした。3級というとそれほど難易度も高くないので試験会場には学生らしき人のほうが多かったと思います。(2015年2月)


取得しようとしたキッカケ
4.0 奈美恵 30代会社員

私がカラーコーディネーターを取得しようと思ったきっかけは、インテリアが好きだったからです。そして、よりおしゃれな部屋にするには、色の知識も必要だと思ったからです。
この資格のメリットは、合う色・合わない色の知識が身につくので、普段の服を選ぶ時にも良い色の組み合わせを簡単を選べるようになりました。この試験の難易度は、中程度だと思います。(2014年12月)




