東京商工会議所検定センターが行っている検定試験になります。
色彩の知識を学ぶことで、様々なビジネスシーンで活用できることができます。例えば、ファッション業界やインテリア業界では、色彩の組み合わせで購買意識を高めることができるし、店舗設計などの建築業界でも、色彩的調和を考えた設計を考慮することで、よりお客さんが足を運びやすくなる様な、魅力的な店舗作りが可能になります。
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カラーコーディネーター試験の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | クリエイター・デザイン |
資格区分 | スタンダードクラス、アドバンスクラス |
受験資格 | なし |
試験日程 | 6月上旬、11月下旬 |
試験方法 | 筆記試験(択一式) |
試験内容 | 公式テキストの内容 |
合格点 | 100点満点中70点以上 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地(下記参照) |
受験料 | 【スタンダードクラス】5,000円 【アドバンスクラス】7,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 東京商工会議所検定試験情報 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
2020年度試験より1級~3級が⇒スタンダードクラスとアドバンスクラスに変更となります。詳しくは「カラーコーディネーター検定試験の全面改訂についてのご案内(公式)」をご覧ください。
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カラーコーディネーター試験の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年6月7日(日) | 3月24日~4月24日 | 7月10日 |
2020年11月29日(日) | 9月15日~10月16日 | 1月8日 |
カラーコーディネーター試験の試験会場
試験会場は全国各地の商工会議所になります。(2019年度試験)
北海道 | 函館、札幌、旭川、釧路、帯広、北見、登別 |
---|---|
東北 | 弘前、盛岡、仙台、秋田市、横手、山形市、福島市、郡山 |
関東 | 宇都宮、大田原、佐野、高崎、前橋、桐生、太田、川越、川口、さいたま、深谷、草加、春日部、千葉県、船橋、木更津、市川、松戸、茂原、館山、柏、習志野、佐倉、東京(23区) 、八王子、武蔵野、青梅、立川、府中市、町田、横浜 、川崎、藤沢、茅ヶ崎、厚木、相模原 |
中部 | 新潟市、上越、加茂、高岡、金沢、上田、長野市、松本、諏訪、甲府、富士吉田、沼津、富士、島田、掛川、藤枝、岐阜市、大垣、多治見、恵那、各務原、名古屋、岡崎、豊橋、半田、刈谷、豊田、安城、津島、江南 |
近畿 | 福井市、大津、近江八幡、守山、京都市、宇治、亀岡、大阪市、高槻、岸和田、茨木、八尾、豊中、池田、枚方市、松原、神戸、姫路、明石、西宮、伊丹、加古川、宝塚、奈良市、大和高田、和歌山市 |
中国 | 倉吉、浜田、岡山市、倉敷、広島市、福山、防府 |
四国 | 徳島市、高松、高知市 |
九州 | 福岡市、久留米、北九州、柳川、佐賀市、長崎市、佐世保、諫早、熊本市、八代、大分市、日田、宮崎市、延岡、小林、鹿児島市、鹿屋、奄美大島、霧島 |
沖縄 | 那覇 、沖縄市、宮古島、浦添 |
必ずしも商工会議所の所在地が試験会場になるとは限りませんので、受験票に書かれている試験会場をしっかり確認しておきましょう。
よく見ると愛媛県だけ試験会場がないですね・・・。
カラーコーディネーター試験の受験者数・合格率
2018年度試験累計
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 535人 | 37.1% |
2級 | 3,648人 | 35.1% |
3級 | 7,194人 | 58.5% |
2017年度試験累計
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 489人 | 31.9% |
2級 | 3,146人 | 45.4% |
3級 | 6,738人 | 73.2% |
過去2年分のデータしかありませんが、3級の合格率にバラツキがありますね。
受験者の業種
こちらは東京商工会議所検定試験情報の試験ページから引用したものです。
2級受験者の約4割が学生です。そうなると3級だと難易度が下がるので学生受験者の割合は更に高くなりますね。
建設業や製造業ではカラーを生み出す仕事、サービス業ではカラーを提案する仕事とその役割は異なりますが、カラーコーディネーターの需要は高いと言えるでしょう。
金融・保険関係の方は何に活かすのでしょうか??
カラーコーディネーター試験の難易度
受験資格の制限がないためカラーコーディネーター検定は比較的取りやすい資格と言えます。
問題はテキストに沿って出題されるため、業界未経験者でも十分に独学で合格を目指すことができます。
特に3級は色彩検定と内容が重複する部分もあるため、芸術系の学校を卒業した人には簡単と言えるでしょう。
しかし、3級と言えど合格率は60~70%なので、過去問を解くなどのしっかりとした対策が必要になります。
一方で専門分野に分かれる1級はそれぞれの平均合格率は30%まで下がり、難易度はぐっと低くなります。
難易度を上げている点は論述問題で、知識がきちんと定着させ文章を練り上げる力が必要になるため、繰り返し文章化していく練習をしていきましょう。
- 大学生です。3級を受験しましたがほとんど勉強せずとも合格できました。(2018年度試験)
- 3級は選択問題だけなので消去法で考えていけばいいだけなので簡単でした。(2018年度試験)
- 3級に関しては、合格率こそ60%程度ですが、趣味レベルで受験している人が多いので、しっかり対策を取ればさほど難しく感じないでしょう。(2017年度試験)
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カラーコーディネーター試験の勉強法
カラーコーディネーター試験のお勧めテキスト
カラーコーディネーター試験の資格講座
- ユーキャンのカラーコーディネート講座
- たのまなのカラーコーディネイト&色彩セラピー入門講座
資格を取得するメリット
カラーコーディネーター検定に合格したからと言って、即座に就職に直結することはありません。
デザイン会社やアパレル業界など、色彩感覚が必要とされる仕事をしている方が勉強をすることで、実務に役立てることができる検定だといえます。
カラーを扱う仕事をする方は、是非とも勉強すべき検定です。
カラーの基本である色相環の知識は、色を抑えたいときや、逆に目立たせたいときに、どの色を組み合わせるべきかを考える配色計画に役立ちます。
また、同系色で配色し、統一感を持たせたい場合にはトーンオントーンの知識が役に立ち、異なる色相を同一トーンでまとめ、イメージに変化をつけたいときにはドミナント・トーンの知識が役立ちます。
これらの知識があるかないかで、理論的な考えができるようになりますし、提案をする際にも説得力を持たせることができますので、業務において大きな差が生まれるのではないでしょうか。
就職や転職のみで活用したい方にはどれほどメリットはありませんが、実務で活かしたいと考えている方には、カラーの勉強するだけでメリットはあると言えるでしょう。
受験者の口コミ評判
タップ(クリック)で口コミが見れます
5.0 いるま 40代主婦
4.5 名無し 20代会社員
5.0 FM 30代会社員
1.0 うっかり 20代大学生
4.0 杉下 40代会社員
4.0 奈美恵 30代会社員