国連英検とは
正式名称は「国際連合公用語英語検定」で外国語を使って、国際人として活躍するための能力を測る試験になります。
英検と違って試験内容に時事問題が含まれるのがこの試験の大きな特徴です。
特A級~E級まで存在し、特A級とA級は一次試験と二次試験に分かれており、それぞれで合格しなければいけません。
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目次
国連英検の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 英語・外国語 |
資格区分 | 特A級、A級、B級、C級、D級、E級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 5月中旬~7月中旬、10月下旬~12月中旬(年2回) |
試験方法 | 【特A級・A級】筆記試験、ライティング試験(一次試験)、面接試験(二次試験) 【B級】筆記試験、ライティング試験 【C級~E級】筆記試験 |
免除科目 | 前回または前々回の第1次試験に合格し、第2次試験に不合格または欠席した場合、申請により第1次試験が免除されて、第2次試験のみ受験できる |
試験場所 | 【一次試験】 札幌、仙台、長野、さいたま、千葉、東京、国分寺、横浜、静岡、名古屋、金沢、神戸、京都、大阪、岡山、広島、福岡、鹿児島、沖縄 【二次試験】 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、鹿児島、那覇 |
受験料 | 【特A級】12,500円【A級】10,000円 【B級】7,500円【C級】4,500円 【D級】4,000円【E級】3,000円 ※併願受験なら割引あり |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 日本国際連合協会 |
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国連英検の試験日
2022年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
一次試験 2022年 5月29日(日) 二次試験 2022年 7月10日(日) | 3月1日~ 4月21日 | 一次試験 6月29日頃 二次試験 8月10日頃 |
一次試験 2022年10月23日(日) 二次試験 2022年12月11日(日) | 8月1日~ 9月22日 | 一次試験 11月24日頃 二次試験 1月11日頃 |
国連英検の試験内容
出題範囲・形式
- 試験時間:120分
- リーディング:80問で80点満点
- ライティング(作文):200~250語で20点満点
- 2次面接(面接):15分間
合格点
一次試験(筆記試験)の合格の目安は、特A級は70%程度、A級は65%程度、B級は60%、C級~E級は60%程度
国連英検の受験者数・合格率
受験者数・合格率共に非公開
受験者の傾向
級別受験者比率
特A級:13.5%、A級:16.0%、B級:20.2%、C級:26.1%、D級:13.1%、E級:10.3%
世代別受験者比率
13~15歳:16.8%、16~18歳:32.6%、19~22歳:15.4%、23~29歳:12.0%、30代:11.2%、40代:7.0%
国連英検の難易度
英語力はもちろんですが国際的に通用する知識・情報なども要求される点に特徴があります。文化、経済等、多くの分野の問題を自由に討論する能力が要求されます
国連英検の勉強法
C級~E級に関しては、通常の英語検定と同様に、過去問をメインに解いていくという勉強法で構いません。
B級からは急に難易度が上がり、国際時事問題をテーマとした作文問題が追加されるので、国際問題に関する知識とアカデミックライティングのスキルを習得しておくことが必要になります。
資格侍
英字新聞などで、リアルタイムな情報を常に入手しておく必要があります。