弁理士試験の難易度・合格率・試験日など

法律・法務の資格

弁理士は知的財産に関する専門家です。特許や意匠、商標、実用新案といった知的財産に関する出願申請の相談や申請の手続きに関することを仕事としています。

また万が一特許技術が侵害されてしまった場合などの訴訟代理業務なども行ったりします。弁理士になるために受験しなければいけない試験が弁理士試験です。

弁理士試験を受験して合格し、弁理士として登録することで初めて弁理士として活躍ができるようになります。ちなみに弁理士資格は医師などと同じく業務独占資格になるので、資格を取得して登録しなければ弁理士としての業務を行うことができません。

弁理士の試験は毎年1回行われています。試験は短答式試験と論文式試験、口述試験となっています。短答式試験に合格できないと論文試験を受験する資格は与えてもらうことができません。

受験資格はありませんが、合格率は10%程と誰でも簡単に取得できる資格ではありません。弁理士試験は難易度が高いため、受験するには専門の学校などでしっかり学ぶ必要があります。弁理士となってからは、日本弁理士会への登録が必要です。

スポンサーリンク

基本情報

資格名 弁理士
評価
資格種別 国家資格(業務独占資格)
資格区分 なし
受験資格 誰でも受験できます
※但し、過去に刑事処分を受けた者や業務上の処分を受けた者、制限能力者(未成年者、成年被後見人など)に関しては弁理士になることは出来ない
試験場所 【短答式筆記】仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
【論文式筆記】東京、大阪
【口述試験】東京
試験方法 筆記試験、口述試験
免除科目 あり。詳しくは特許庁のホームページでご確認下さい。
合格基準 【筆記試験(短答式)】
満点に対して65%の得点を基準として、論文式筆記試験及び口述試験を適正に行う視点から工業所有権審議会が相当と認めた得点以上
【筆記試験(論文式)】
必須科目の合格基準を満たし、尚且つ選択科目の合格基準を満たすこと
【口述試験】
採点基準をA、B、Cのゾーン方式とし、合格基準はC評価が2つ以上ないこと
登録・更新 弁理士登録することで弁理士として業務をすることが可能になる。登録免許税60,000円、登録料・会費50,800円
受験料 12,000円(特許印紙)
問い合わせ 特許庁総務部秘書課弁理士室
関連資格

国家資格一覧 ・法律・法務の資格一覧

試験日程

5月~10月にかけて(年1回)

2018年度試験

【試験日】
<短答式筆記>2018年5月20日(日)
<論文式筆記>2018年7月1日(日)・7月22日(日)
<口述試験>2018年10月20日(土)

【申込期間】
2018年3月16日~4月6日

【合格発表】
<短答式筆記>2018年6月11日
<論文式筆記>2018年9月25日
<口述試験>2018年11月8日

試験内容

筆記試験(短答式)

工業所有権に関する法令、工業所有権に関する条約、著作権法、不正競争防止法

筆記試験(論文式)

【必須科目】
特許・実用新案に関する法令、意匠に関する法令、商標に関する法令

【選択科目】
理工Ⅰ(工学)、理工Ⅱ(数学・物理)、.理工Ⅲ(化学)、理工Ⅳ(生物)、理工Ⅴ(情報)、法律(弁理士の業務に関する法律)の中から1科目を選択

口述試験

特許・実用新案に関する法令、意匠に関する法令、商標に関する法令

受験者数・合格率

時期 受験者数 合格率
2017年 3,912人 6.5%
2016年 4,679人 7.0%
2015年 5,340人 6.6%
2014年 5,599人 6.9%
2013年 6,780人 10.5%
2012年 7,231人 10.7%
2011年 7,948人 9.1%
2010年 9,152人 8.3%
2009年 9,517人 8.5%
2008年 9,727人 5.9%
2007年 9,418人 6.7%
2006年 9,348人 6.8%
2005年 9,138人 7.8%

試験の難易度

受験資格が無いと言えど、合格率は10%前後とかなり難しい試験に分類されます。

試験の勉強

特に論文試験があるので独学での取得は難しく、合格者の大半が大学や専門学校や予備校、通信スクールを利用して取得しています。

合格までに平均5回程度チャレンジしていると言う合格者のアンケートがあるので、一度で全ての科目を取得することは考えずに、科目合格制度があるので、毎年一つの科目に絞って勉強した方が結果的に取得までの年数を短縮することができると考えられます。

勉強法 弁理士勉強法
テキスト 弁理士 テキスト
問題集 弁理士 過去問

資格講座の紹介

先ほども言いましたが、弁理士試験は独学での取得は極めて難しいので予備校などに通って取得を目指すのが一般的です。

試験対策を立てる上でお勧めしたいのが「LECの弁理士対策講座」です。弁理士一般初回受験者のおよそ80%がLEC受講者なので実績も十分です。

その他にも、数多くのスクールで対策講座を実施しているので、費用や期間など自分に合ったスクールを選択して下さい。

資格を活かせる仕事

弁理士として特許事務所や企業の財務課などで活躍することができます。スキルを積めば独立開業の道も開きます。

弁理士の平均年収は750万円程度になるので、一般的なサラリーマンの平均年収に比べると大幅にアップします。

一般企業の場合、大抵の企業で資格手当の対象になりますので、資格を取得することにより月収は概ね5万円~13万円程度はアップします。

独立して特許事務所を開業すれば、年収1,000万円も夢ではありません。但し、どの事業でも言えることですが、サラリーマンの様に毎月決められた収入を得れる保障はありませんので、それなりのリスクは伴います。

難しい仕事ですが、夢のある仕事と言えるでしょう。

弁理士の仕事

受験者の口コミ

まだありません。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事