視能訓練士試験とは
視能訓練士は、病気や事故で、斜視や弱視などの目の機能が低下してしまった人を対象にリハビリ行為をして、機能回復を目指して指導する目の専門家になります。
医師の指導があれば、目に関する治療行為のほとんどを視能訓練士が行うことができますので、視能訓練士が出来る仕事の範囲は大きくなり、今後も注目されていくであろう資格の一つになります。
また、斜視や弱視の患者の多くが子供になることから、視能訓練士の9割が女性になります。
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目次
視能訓練士試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 医療・心理 |
資格区分 | なし |
受験資格 | ・文部科学大臣の指定した大学を卒業厚生労働大臣が指定した視能訓練士養成所で3年以上の経験 ・外国の診療放射線技師養成所を卒業し免許を取得 |
試験日程 | 2月下旬(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | – |
試験場所 | 東京都、大阪府 |
受験料 | 15,800円 |
登録・更新 | 登録免許税:9,000円。更新制度は無い |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 医政局医事課試験免許室 |
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視能訓練士試験の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年2月20日(木) | 12月16日~1月6日 | 3月23日 |
視能訓練士試験の試験内容
出題形式
筆記試験(五肢択一式 [一般問題:130問][臨床問題:20問])
出題範囲
基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学、視能訓練学
合格点
169点満点中、おおよそ102点以上
視能訓練士試験の受験者数・合格率
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 834人 | 98.2% |
2017年 | 910人 | 97.7% |
2016年 | 832人 | 93.1% |
2015年 | 886人 | 94.0% |
2014年 | 886人 | 88.9% |
2013年 | 953人 | 90.6% |
2012年 | 743人 | 73.5% |
2011年 | 720人 | 92.4% |
2010年 | 734人 | 85.4% |
視能訓練士試験の難易度
受験資格を得ることができる能力があれば、それほど難しい試験ではありません。
視能訓練士試験のテキスト
資格を活かせる仕事
視能訓練士の職場として、大学病院や総合病院など眼科医がある場所での勤務が大半です。その一方個人病院に勤めている人は少ない傾向にあります。
他の医療技術者の資格に比べると収入は低く、視能訓練士としての初任給で18万円~22万円程度になります。
ちなみに、視能訓練士の平均年収は350万円~400万円程度です。専門職の割には低い水準になっています。
受験者の口コミ評判
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視能訓練士を目指すキッカケ
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