認知症ケア専門士試験の難易度・合格率・メリットなど

認知症ケア専門士試験とは

高齢化社会が進む中、300万人を超える認知症の人がいると言われている日本で、認知症の人へのケアに対する知識や技術を身に付ける為に作られた資格です。
他の認知症資格(認知症ケア指導管理士認知症ライフパートナー)に比べると受験資格を要する所や、面接試験があることなどから、試験のハードルが高くなります。
試験に合格するには、一次試験の筆記試験と、二次試験の論述や面接がある試験をどちらもクリアしなければいけません。
合格率は毎年50%付近で推移しており、難易度としてはそれほど高くありませんが、キッチリ対策を取らなければ取得するのは困難でしょう。

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目次

認知症ケア専門士試験の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル介護・福祉
資格区分なし
受験資格認知症ケアに関する施設や団体で過去10年以内に3年以上の実務経験
試験日程年1回実施
【一次試験】7月上旬
【二次試験】8月中旬~9月中旬(論述)、11月下旬(面接)
試験方法【一次試験】筆記試験(択一式)
【二次試験】論述試験、面接試験
免除科目科目合格制なので、合格に達した科目があれば、次回受験され際に合格した科目は免除されます。(有効期限は5年間)
試験場所【一次試験】札幌、仙台、千葉、名古屋、神戸、福岡
【二次試験】札幌、仙台、千葉、名古屋、京都、岡山、福岡
受験料【一次試験】12,000円(1教科3,000円)
【二次試験】8,000円
登録・更新学会費(毎年):5,000円。5年ごとの更新。更新するために講座の受講が必要。登録更新料10,000円の他、講座受講料が必要。
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ日本認知症ケア学会

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認知症ケア専門士試験の試験日程

2020年度試験(第16回)

試験日申込期間合格発表
一次試験
2020年7月12日(日)
二次試験
2020年12月6日(日)
一次試験
3月10日~4月10日
二次試験
8月20日~9月23日
一次試験
8月19日
二次試験
1月28日

認知症ケア専門士試験の試験内容

出題形式

問題数は各分野で50問(4分野200問)の五者択一のマークシート方式

それぞれで合格して、登録申請することにより資格を取得することができます。認知症ケア専門士の上級資格がありますが、ここでは省かせて頂きます。

出題範囲

出題範囲は「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容になります。

認知症ケアの基礎

認知症ケアの理念、認知症の人の現状、認知症の医学的特徴、認知症の人の心理的特徴、認知症の人を取り巻く社会的環境、認知症ケアの原理・原則、ケアの担い手、認知症予防ほか

認知症ケアの実際I:総論

認知症ケアの視点と目標、コミュニケーションスキル、ケアの実践的プロセス、認知症ケアのアセスメント方法、家族への支援、認知症の人のチームアプローチ、認知症の人と身体拘束・虐待、認知症ケアにおける倫理、事例報告のまとめ方など

認知症ケアの実際II:各論

身体的兆候の理解と対応、行動・心理症状(BPSD)とその対応、薬物療法の知識、リハビリテーション、非薬物療法、施設・在宅における環境支援、ターミナルケアのプロセスと対応など

認知症ケアにおける社会資源

認知症の人にとっての社会資源、認知症の人に対するフォーマルケア、認知症の人に対するインフォーマルケア、認知症の相談窓口、地域での認知症の人の支援など

合格点

全ての分野において70%以上の正解率

認知症ケア専門士試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2018年5,063人54.7%
2017年6,029人56.5%
2016年7,467人49.3%
2015年7,319人59.8%
2014年6,295人53.5%
2013年8,370人47.6%
2012年9,070人48.7%
2011年8,046人42.2%
2010年9,282人45.1%
2009年11,214人53.8%
2008年8,498人59.1%
2007年6,848人44.0%

認知症ケア専門士試験の難易度

受験資格に実務経験を要する中での、半分ぐらいの合格率の推移を見ると難易度は若干高めと判断できますが、科目合格制の試験になるので、長期的なプランで試験に挑めば合格できる可能性は非常に高いです。

ちなみに、二次試験の合格率は9割程度と言われているので、普通に対応できれば問題無く合格できると思います。

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認知症ケア専門士試験の勉強

認知症ケア標準テキスト」があるので勉強はやりやすいと思います。

資格取得後の更新(研修)

認知症ケア専門士は更新をしていく資格です。資格を取得したから5年間で30単位を取得すると、資格を更新することができます。

単位の取得方法は、領域Ⅰ~Ⅲまでの3種類があり、取得できる単位が異なります。

領域Ⅰでは学会大会や地域大会、日本認知症ケア学会認定委員会が承認している学会へ参加することで3~8単位が取得でき、そこで発表をした場合などは+2~3単位が取得できます。

領域Ⅱでは、学会が主催する教育講演やセミナーへの参加、地域部会が主催する講演に参加、認定委員会が認めている講演に参加した場合などで2~5単位が取得でき、発表・座長・講師をした場合には+1~3単位が取得できます。

領域Ⅲでは、学会誌や認知症ケア事例ジャーナルへ投稿論文で8単位が取得でき、投稿論文以外の論文で3~4単位が取得できます。

30単位のうち、領域ⅠとⅡで20単位以上を取得する必要があります。

資格を取得するメリット・活かせる仕事

この資格を取得した場合の最大のメリットは、認知症の方に対して適切なケアができるというところです。

ですから医療現場や介護施設などの仕事に就く際にも有効になります。

厚生労働省の発表によると、2012年時点で認知症の方は460万人もいることがわかっています。

2025年には1,000万人を超え、65歳以上の高齢者の5人に1人は認知症を患っているということが予想されています。

そのため、認知症の方を的確に対する専門的な知識を持つ人材は現在でも非常に求められていますし、今後はより一層求められていきます。

また、仕事に活かせるだけではなく、身内の者が認知症になってしまった際にも、身に付けた知識や技術で適切なケアをしてあげられるところもメリットです。

資格侍のアイコン画像資格侍

ただ、この資格を持っていることで資格手当てが付いたり、昇進に有利になるといったことにはあまり期待しない方がいいでしょう。

しかく姫のアイコン画像しかく姫

そういった意味でも、昇進や転職で有利に進める為には、この資格だけでは厳しいので、「ケアマネ」や「社会福祉士」などの資格と併用できれば大きな武器になるでしょう。

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受験者の口コミ評判

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