給水装置工事主任技術者試験とは
水道法に基づき厚生労働大臣から指定された試験機関として給水工事技術振興財団が実施している国家試験で、水道管から一般の家庭に給水管を引く給水装置の工事に必要な知識を問う試験になります。
指定給水装置工事の事業者は、各事業者ごとに給水装置工事主任者を選定することが水道法により義務付けられていますので、資格の需要はあります。
給水装置工事に関しての実務経験が必要になりますので、まずは実務を経験してから試験にチャレンジすることになります。
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目次
給水装置工事主任技術者試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(必置資格) |
ジャンル | 建築・不動産 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 給水装置工事に関して3年以上の実務経験 |
試験日程 | 10月下旬(年1回実施) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 札幌、仙台、習志野、東京、名古屋、寝屋川、広島、福岡、那覇 |
受験料 | 16,800円 |
登録・更新 | 希望者に「給水装置工事主任技術者証」を発行。発行手数料:3,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 給水工事技術振興財団 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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給水装置工事主任技術者の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2019年10月27日(日) | 5月20日~6月28日 | 11月29日 |
給水装置工事主任技術者の試験内容
出題範囲
公衆衛生概論、水道行政、給水装置の概要、給水装置の構造及び性能、給水装置工事法、給水装置施工管理法、給水装置計画論、給水装置工事事務論
合格点
- 必須6科目(公衆衛生概論、水道行政、給水装置工事法、給水装置の構造及び性能、給水装置計画論、給水装置工事事務論)の得点の合計が、27点以上
- 全8科目の総得点が、40点以上
など・・・
給水装置工事主任技術者の受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 13,001人 | 36.7% |
2018年 | 13,434人 | 37.7% |
2017年 | 14,650人 | 43.7% |
2016年 | 14,459人 | 36.1% |
2015年 | 13,978人 | 31.1% |
2014年 | 13,313人 | 27.0% |
2013年 | 12,773人 | 31.3% |
2012年 | 13,325人 | 34.2% |
2011年 | 12,492人 | 27.7% |
2010年 | 14,869人 | 38.5% |
給水装置工事主任技術者の難易度
給水装置工事に関する実務経験を持っていればそれほど難しい試験ではありません。
給水装置工事主任技術者の勉強法
試験範囲が広いので、まずはテキストをこなして過去問を繰り返し勉強して頭に入れて下さい。
この試験にチャレンジする方の大半が、実際に現場で働いていると思うので、現場で作業しながら知識を身に付けていくことも大事です。
給水装置工事主任技術者のお勧めテキスト
イラストや図解を多用していて分かりやすい
過去6年分の問題を詳しく解説
資格を活かせる仕事
給水装置工事技術者として水道事業所などで活躍することができます。給水装置工事主任技術者の資格は必置資格になるので職場から重宝されます。就職や転職の際に大いに役立つでしょう。
月額5,000円程度の資格手当を支給している企業もあるので、収入アップを期待できます。