缶詰主任技術者試験とは
食品缶詰や食品ビン、レトルト食品の製造に関する知識を問う試験で、日本缶詰協会が実施しています。
認定試験を受験するには、事前に講習を受講しておく必要があります。
講習は「殺菌管理主任技術者資格認定講習会」「品質管理主任技術者資格認定講習会」「巻締主任技術者資格認定講習会」の3つの講習があり、いずれも5日間の講習で行われます。
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目次
缶詰主任技術者試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 料理・食材 |
資格区分 | 殺菌管理、品質管理、巻締主任 |
受験資格 | ・食品専攻大学を卒業して、尚且つ実務経験が1年以上 ・食品専攻高校を卒業して、尚且つ実務経験が3年以上 ・実務経験が5年以上 ※実務経験は缶、瓶、レトルト食品に関するもの |
試験日程 | 不定期 |
試験方法 | 【殺菌管理】筆記試験 【品質管理】筆記試験 【巻締主任】筆記試験、実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 関東、関西 |
受験料 | 63,000円 |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 本缶詰びん詰レトルト食品協会 |
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缶詰主任技術者試験の試験内容
日本缶詰びん詰レトルト食品協会ホームページにてご確認下さい
缶詰主任技術者試験の受験者数・合格率
合格率は60%程
缶詰主任技術者試験の難易度
専門的な知識が必要になるのでそれなりに難しいです。
資格を活かせる仕事
この資格を取得すると、缶詰、瓶詰、レトルト食品等保存食を作るメーカーに勤めて、生産品の品質管理を行うのが主な仕事となります。
保存食であるこれらの食品は、年々数が増えています。
特に、いつ災害に見舞われるかわからない現在、保存食として缶詰、瓶詰の他、比較的保存期間が短いレトルト食品も次々と出回るようになり、売れ行きも伸びています。
これら保存食の製造を技術面で支え、安全性の管理をしっかり確保するのが、缶詰主任技術者です。保存食品は、空気を遮断しているとはいえ、適切な殺菌と製造技術が無いと商品の安全性が保たれません。
新たな技術で開発される商品に対しても、缶詰主任技術者はその知識、技術に工夫を重ねて製品の管理に努めなければなりません。