様々な保健機能表示の食品がありますが、食品保健指導士は、これらの保健機能食品等に関しての専門的な知識がある事を証明でき、アドバイスできる資格となっています。
健康食品の選び方、健康食品についての相談に乗れる専門家です。資格を取得するためには、講習会を受講し認定試験に合格する必要があります。
講習会を受講するには栄養士や看護師などの国家資格を持っているか、もしくは食品関連業務従事者などに限られます。
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食品保健指導士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 料理・食材 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 医師、薬剤師、管理栄養士、栄養士、看護師、保健師、食品関連業務従事者、保健・食品衛生行政担当者ほか |
試験日程 | 年数回 |
試験方法 | 講習会の後に認定試験を実施 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京、福岡など(開催日により異なる) |
受験料 | 72,300円(会員)、87,600円(一般) |
登録・更新 | 5年ごとの更新が必要 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 日本健康・栄養食品協会 |
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食品保健指導士養成講習会
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20科目を29時間かけて幅広く学びます。
食品保健指導士試験の講習会日程
第50期
【講習期間】2019年10月23日(水)~10月26日(土)
【申込期間】2019年10月4日まで
食品保健指導士試験の受講者数・合格率
受講者数と合格率共に非公開
食品保健指導士試験の難易度
事前に講習を受講してからの認定試験になりますので、真面目に受講していれば合格することは容易です。
合格するよりも受講資格を得る方が難しいです・・・。
資格を活かせる仕事
栄養機能食品について幅広く知識を身につけますので、それらの企画・開発及び販売を行っている会社に勤務されている場合、新商品の開発に知識が役立ちますし、消費者の商品選びのアドバイスも可能になります。
コールセンターにおいては摂取の仕方などアドバイスできるでしょう。
複数の栄養機能食品を利用する場合も正しく選ぶ方法を伝えることができます。栄養士さんであれば、毎日の食事にどのように栄養機能食品を取り入れていくと良いかなどの指導が行えます。
実際に受験されているのは、栄養士や管理栄養士、薬剤師、医師、保健師、食品関連業務従事者が多いとされています。