調理師になるには、各都道府県が実施している調理師試験に合格するか、厚生労働省公認の調理師養成施設を卒業することで、調理師の免許を取得することができます。
調理師試験を受験するには、調理の実務経験が必要になりますので、未経験の状態からいきなり調理師試験を受験することはできません。
調理師の資格を取得することで、調理師会の正会員に入会することができますし、調理師の上位資格である「専門調理師」の受験資格を得ることができます。
また、飲食店の開業に必要な「食品衛生責任者」を養成講習を受けなくてもなることができます。
この様に、調理師の資格を取得することで、様々な恩恵を受けることができます。
ちなみに調理師資格を取得しなくても調理をすることは可能です。但し、名称独占資格になるので、資格が無ければ調理師と名乗って業務をすることはできません。
調理師試験の基本情報
| 資格種別 | 国家資格(名称独占資格) |
| ジャンル | 料理・食材 |
| 資格区分 | なし |
| 受験資格 | 中学校を卒業しており、尚且つ学校や病院、飲食店などで2年以上の調理業務を経験している |
| 試験日程 | 例年10月頃 |
| 試験方法 | 筆記試験 |
| 免除科目 | – |
| 試験場所 | 全国各地 |
| 受験料 | 受験する都道府県により異なる(7,000円程) |
| 登録・更新 | – |
| 問い合わせ | 公益社団法人調理技術技能センター、関西広域連合(ホームページ無し) |
| 関連資格 | 専門調理師・調理技能士 食品衛生管理者 栄養士 食品衛生責任者 ふぐ調理師 |
調理師試験の試験内容
食文化概論,衛星法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論
調理師試験の合格点
受験する都道府県により異なる
調理師試験の受験者数・合格率
| 年度 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2025年度 | 非公表 | 非公表 |
| 2024年度 | 18,566人 | 64.0% |
| 2023年度 | 19,783人 | 60.8% |
| 2022年度 | 21,547人 | 65.4% |
| 2021年度 | 非公表 | 65.6% |
調理師試験の難易度
受験する都道府県により試験問題が異なるので何とも言えませんが、数ヶ月の勉強期間で十分合格可能なのでそれほど難しい試験ではありません。
調理師試験の勉強法
独学で勉強する場合は、過去問や模擬問題集を中心に勉強して試験の傾向を掴むと良いでしょう。
独学での取得が不安な方は、社団法人日本調理師会が主催している事前講習会や通信教育を受講するのも一つの手です。
調理師試験のお勧めテキスト
資格を活かせる仕事
一般的には、飲食店での調理師として活躍することができます。その他にも、学校や病院、企業内での食堂や民宿など、活躍できる場所は無数にあります。
食べることは国民全員が毎日行うことなので、それだけ需要が多いと言えるでしょう。
調理師の収入
調理師の収入は、職場により大きく異なりますが、一般の会社員に比べてそれほど高くありません。
独立開業することも可能ですが、ライバルも多いため、その中で成功できる人は、ほんの一握りと言って良いでしょう。
受験者の口コミ評判
タップ(クリック)で口コミが見れます
飲食店で働いていたので受験
4.5 きのつか 40代バイト
何か資格が欲しいと思っていたところ、たまたま飲食店で働いていて受験資格があり受けてみました。
皆さん簡単な試験だと口コミがありましたがイザ勉強してみると食中毒の症状や原因菌、栄養素、臓器の消化液、調理時の細かい温度設定など不合格になりたくないので私は結構勉強しました。
講習会では皆さんかなり勉強してましたよ。合格率約50%でした。挑戦する方は本屋で最近の問題集を見てみると良いと思います。転職時に調理師免許持ってます。と言えるのは嬉しいです。(2019年11月)
時給が高くなった
4.5 東野 20代女性
30代の時に居酒屋の厨房、ホールで3年ほどアルバイト経験がありました。店長に、厨房で3年働けば調理師免許の受験資格があることを教えてもらいなんとなく挑戦しました。調理師と言っても専門職のそれとは違い、一般的な調理師免許は実技試験なく筆記だけ。問題集を買って仕事の合間に3カ月ほど勉強しました。出題は、料理の文化歴史、食中毒など衛生管理、母体保護法など広範囲ですが、4択なので過去問をしっかり勉強しておけば大丈夫だと思います。
試験は休日の大学の行われ、6、7割くらいが男性で若い方が多かったと思います。私は1回で合格できましたが、友人は2回目で合格でした。現在は給食センターでパートをしていますが、資格を保有していることで時給が高くなりました。(2017年5月)
実務経験を積んでいたので簡単だった
3.5 良子 20代女性
飲食店で調理補助としてアルバイトをしていましたが社員登用の条件に調理師免許所持があったため取得しました。調理師学校に通って受験資格を得る方法と2年以上の実務経験で受験資格を得る方法があり私は後者で取得しました。
私は5年ほど実務経験を積んでからの取得だったのもあってか基本的なことばかりで特別難しいとは感じませんでした。調理師免許があれば料理人として採用してもらいやすいですし資格手当がつくところもあり多少給料も多くもらえます。(2015年12月)
証明書の発行が大変だった
4.0 奈々枝 30代主婦
自分の勤務先は調理担当以外の配属もあるのですが、それでも幸か不幸か採用後はずっと調理に従事していたので、資格取得に必要な実務経験を積めたのはラッキーでした。
受験の申し込み時には調理に従事していたことを証明する書類を職場に発行してもらわないといけないので、それが一番大変でした。受験以外にも保険所へ何度か足を運ばないといけなかったけれど、それでも資格が手に入ってよかったです。(2015年8月)
タイトルなし
4.0 らら 20代会社員
私が調理師の資格を取得しようと考えたきっかけは、幼い頃の母の何気ない一言がきっかけでした。母は料理の好きな人で色々な料理を教えてくれたり、職場も飲食店で働いていたのでよく遊びに行ったりしていました。そんなある日、母が「大きくなったら資格取って、一緒にお店やろうねー」と言いました。
その後、両親が離婚してしまい父と暮らしていたのですがその一言が忘れられないまま食品関係の科のある高校に進み、徹底して食品について学び試験に挑みました。試験の難易度としては、食品の基礎的なものに加え少し特殊な微生物等の問題だったので、特別難しいとは思いませんでした。
食品に携わっていたら解けるものが多かったです。メリットは職が安定したり(数ある)、この上の管理栄養士の資格を取れるようになったり和・洋・中・菓子の専門の道にも行けるようになるので幅は広がっていくと思います。(2015年6月)


飲食店で働いていたので受験
時給が高くなった
実務経験を積んでいたので簡単だった