建築CAD検定とは
製図作成ツールである建築CADを使って行う実技試験で准1級~4級まで存在します。1993年に誕生した日本初の建築CADの資格試験として重要性は高まっています。
試験は、会場に設置しているパソコン(CADソフト付)で受験するか、ノートパソコンを持参して受験することも可能です。尚、学校へ通われている方は自分の学校で受験する団体受験をお勧めいたします。
実践型の試験方法を採用していますので、資格の勉強をすることにより、実務で使えるスキルを身に付けれることから、建築業界から大きな関心が寄せられている資格の一つと言えますので、それらの職種・業界で活躍したい学生には必須の資格と言えるでしょう。
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目次
建築CAD検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 建築・不動産 |
資格区分 | 准1級、2級、3級、4級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 4月、10月(年2回) |
試験方法 | 実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【准1級】14,700円 【2級】10,500円 【3級】10,500円 【4級】3,150円(団体受験のみ実施) |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 全国建築CAD連盟 |
【総合評価】(准1級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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建築CAD検定の試験日
2020年度試験(個人)
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年4月の各日曜日 | 2月1日~2月20日 | 5月下旬 |
2020年10月の各日曜日 | 8月1日~8月20日 | 11月下旬 |
建築CAD検定の試験内容
出題範囲
課題として与えられた建築図面(RC構造等)を、自らの建築製図知識とCADの経験を駆使したうえ、建造物の特性を理解した適切な判断によるトレースを行なってこれを完成させる。
試験は実技試験で、下記の例に示す建築一般図を4面作成する。
合格点
非公開
建築CAD検定の受験者数・合格率
2018年
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
准1級 | 47人 | 2.4% |
2級 | 4,043人 | 52.1% |
3級 | 3,917人 | 67.3% |
4級 | 1,916人 | 90.1% |
2017年
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
准1級 | 37人 | 30.3% |
2級 | 3,382人 | 51.7% |
3級 | 3,536人 | 73.8% |
4級 | 1,665人 | 91.4% |
建築CAD検定の難易度
准1級に関しては比較的難しいですが、それでも数ヶ月の試験勉強期間があれば十分合格可能です。
建築CAD検定の勉強法
「建築CAD検定 公式ガイドブック」があるので勉強はやりやすいと思います。
資格を活かせる仕事
建築設計事務所などで活躍することも可能ですが、最低でも2級以上を取得しないと求職活動で優位に立つことはできません。
資格侍
建築CAD検定試験の合格者には、認定級を明記した認定証が交付されますので、就職・転職活動にお役立て下さい。