小学生のお子さんに勉強させるのは、何か目標(ゴール)を持たせた方が長続きしやすいです。また、達成感を味わせることにより更に高い目標を持つ向上心を養うことができます。
目標を持つために一番最適なのが資格を取得することです。
と言っても、当サイトでも1,000種類以上の資格情報を掲載していますが、そのほとんどが高校生、大学生、社会人を対象にした資格で、小学生向けの資格ってあまりないのが現状です。
そんな中、小学生にお勧めの資格を目的別に19資格選びましたので、資格選びで悩んでいる親御さんは参考にしてみてください。
小学生のお子さんに習い事を習わせるなら「子供の習い事ランキング!お勧めの習い事をカテゴリ別で30種類」を見てみましょう。
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英語の基礎を勉強したい小学生にお勧めの資格【4選】
まずは入門編「英検Jr」
英検を実施している「日本英語検定協会」が幼児~小学生向けに実施しているのが英検Jrです。
試験は全てリスニングで、CDから流れる英語を聞いて適切な答えにマルを付けるという流れになります。
区分はGOLD、SILVER、BRONZEの3つの区分で構成されており、最上位のGOLDと英検4級が同等レベルの試験内容となっています。
英検Jrの試験では全カラーでイラストも多様していることから、勉強嫌いのお子さんでも遊びながら学習することができるのでお勧めです。
ただ、合格という概念のない試験になりますので、達成感はあまり感じられないかもしれませんね。
今の内に差を付けよう「実用英語技能検定(英検)」
小学生で英語資格を勉強するなら前述の英語Jrがお勧めですが、英語に対してある程度、耐性があるお子様には本家である英検の方がお勧めです。
その理由は二つあり、一つ目は試験に合格するという達成感があるから。
もう一つは、英検は中学、高校において学校単位で受験させる場合もありますので、小学生のうちに試験に慣れさせておくことで、合格する確率をアップさせることができるからです。
3級まで取得できれば、中学校、高校と英語学習を有利に進められるし、入試やセンター試験でも優遇されますので、小学生のうちから英検の勉強法を身に付けて最低でも5級、できれば4級まで目指せるように早い段階から勉強させておきましょう。
英検では5級でもスピーキングテストが追加されたので、小学生には少々難しいかもしれませんね。
英単語検定
英単語検定(単検)はその名の通り、英単語をどれぐらい覚えられているのかを問う試験ですが、2018年度試験から小学生低学年までを対象にした「子供英単語検定」が新たに追加されました。
子供が日常使う英単語が出題されますので、これから英語を勉強させたい親御さんにピッタリの資格です。
マイナーだけど実用的「JET」
ジュニア・イングリッシュ・テストと呼ばれる試験で、主に小学生や中学生の英語を使ったコミュニケーション能力を測ることを目的とした資格です。
区分は1級~10級まで分類されており、10級で英語を勉強して半年、1級だと4~6年程度勉強している子供を対象にしています。
英検の様にメジャーな資格ではありませんが、より実用的な英語スキルを問う試験になるので、暗記や読解を中心とした、いわゆるいい成績を修めるための勉強に疑問を持たれている親御さんにお勧めです。
学校や塾などで実施していることもありますので、気になる親御さんは一度問い合わせてみて下さい。
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ITの基礎を学べる資格【2選】
2020年から小学生のプログラミング授業が必修化されることにより、小学生、いや幼稚園からプログラミングを学ばせている親御さんが増えてきています。
IT業界は深刻な人材不足になりますので、学校の授業だけではなく小学生からプログラミングの基礎をキチンと学ばせておけば、高校、大学を卒業した後の就職先に困ることはありません。
子供向けプログラミング資格の定番「ジュニア・プログラミング検定」
プログラミングの基礎を取得できる資格でメジャーなのが「ITパスポート」にはなりますが、さすがに一般の小学生には難易度が高すぎます。
そこで注目されているのがサーティファイが実施している「ジュニア・プログラミング検定」です。
その名の通り子供(特に小学生)を対象にしたプログラミング資格で、レベル別に1級~4級まで存在します。
試験では、簡単なスクリプトを使って、キャラを動かしたりボールを投げたりするプログラムを組みます。
プログラミングを楽しく習得できるように、可愛いイラストが多彩で工夫された公式テキストもありますので、勉強嫌いなお子さんでも安心です。
小学生の方が意外と得意「タイピング技能検定」
パソコン操作を行う上でタイピングは必須です。
今や、どの職種でもパソコンを使うことが当たり前の時代になっているので、できるだけ早い段階でタイピング、できればブラインドタッチをマスターできるように教育したいですね。
試験は特級から8級までありますが、8級であればパソコン操作を始めたばかりの小学生も十分合格可能です。
8級の受験料は無料なのでまずはお気軽にチャレンジしてみて下さい!
プログラミングが必修化されたことにより、子供を対象にしたIT資格は増えてくるでしょう。
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義務教育で差を付けれる資格【5選】
教養資格の定番「日本漢字能力検定(漢検)」
幼稚園児から100歳のご老人まで様々な方が受験している漢検。
試験は1級から10級までありますが、小学生で習う漢字に対応しているのは5級から10級です。
実際に入試や単位認定など、資格を活用できるのは3級からとなっているので、中学に入学するまでに5級、中学を卒業するまでに3級まで目指せるようなカリキュラムを組める勉強法を考えておきましょう。
数学嫌いなお子さんに是非「実用数学技能検定」
算数嫌いなお子さんって多いですよね~。私も私の子供も完全な理系なので、漢字を覚える方が難しいですが(笑)
実用数学技能検定は、日本数学検定協会が実施している資格で、1級から11級まで細分化された試験区分で構成されています。
5級から11級までは算数検定と呼ばれており、主に小学生から中学1年生までを対象にしています。
11級では十の位までのたし算・ひき算、時計の見方など、算数の基礎中の基礎が出題されますので、算数に対して苦手意識のあるお子さん(幼稚園から小学1年)にお勧めです。
ただ、あまり勉強を強制させると更に算数嫌いが加速するので、ゲーム形式で算数を学べるアプリなどありますので、そういったツールを活用しつつ合格を目指しましょう。
理系に育てる「理科検定」
理検と呼ばれている試験で、6級から8級までが小学生で学ぶ理科の内容から出題されます。
級ではなくスコアにより判定する試験もありますので気になる方はチェックしてみて下さい。
僕は苦手「歴史能力検定」
趣味要素の強い資格にはなりますが、一番下位の5級であれば、小学校で学ぶ日本史の問題が主になりますので、学力アップのために受験させている親御さんも多いです。
ちなみに、5級は3肢択一問題で60%以上の正解率で合格することができるのでかなり簡単です。
ちょっとマイナー?「江戸文化歴史検定」
「えどけん」と呼ばれている試験で、江戸文化歴史検定協会が実施しています。
その名の通り江戸の歴史にまつわる問題が出題されますが、この試験の特徴として、年度によりテーマん沿った問題が出題されるということです。
試験に合格することで浅草花やしきや日光江戸村の入園料が無料になったりなど特典もありますので、お子さんの勉強意欲を沸かせるためには良いかもしれませんね。
親御さんと一緒にチャレンジして欲しい資格です。
ただマイナーで浅く深い知識が問われるので、学力アップを最優先するのであれば歴史能力検定を先に目指した方が良いです。
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教養を学べる資格【4選】
メリットの多い「珠算能力検定」
いわゆるそろばん検定です。
IT時代になった今でも、そろばん教室に通わせている親御さんも多いのでは!?
そろばんを習わせるメリットは「我が子にそろばんを習わせるメリットを考えてみた!」を見てもらうとして、ただ闇雲にそろばん教室に通わせているよりも、資格を取得するなり目標を持たせて勉強させる方が良いです。(何度も同じことを言いますが)
試験に合格するためにはとにかく早く問題をこなしていくことが重要になります。
国語の勉強に「ことわざ検定」
学校教育でもことわざの重要性は見直されていていますので、小学生のうちからことわざの勉強をさせておくことは決して遠回りな勉強ではりません。
試験を受けなくても、公式テキストである「ことわざ検定公式ガイド&ドリル
こども環境管理士
こどもと自然をつなぐ保育者のための資格として今注目されています。
スマホゲームばかりじゃダメ「子ども樹木博士」
子ども樹木博士とは、全国森林レクリエーション協会が実施している、樹木の名前を識別できるための活動を支援するボランティア団体のことです。
プログラムの内容としては、10名程度の小グループで参加者が樹木の葉や枝にふれながら森や公園緑地を散策するところから始まります。
次に簡単な模擬テスト(確認テスト)を行い、識別試験を行います。樹木の識別テスト結果により段位から10級まで認定されます。
受験料は無料なので、散歩して自然に触れ合いながらのんびり受験してください。
自然と触れ合うことが好きな小学生にお勧めの資格です。
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雑学マスターになれる面白資格【4選】
ねこ好きにはたまらない「ねこ検定」
猫を飼っている家庭にお勧めの資格です。
試験は初級、中級、上級の3つの区分に分かれており、猫に興味のある小学生なら初級であれば簡単に合格することができます。
是非、お子さんと一緒に受験してください!
マニアックって?「きのこ検定」
数ある「フード資格」個人的にすごく面白いな~って思える資格です。
まさにキノコに関する試験で、キノコ特徴だけではなく、キノコ狩りの方法や調理方法など実用的な知識も習得できるので、キノコ(料理)に興味があるお子さんにお勧めです。
4級のビギナー級であれば小学生でもチャレンジできる試験内容となっています。
試験問題にふりがなが打ってあるのも親切ですね
みんな大好きゲゲゲの鬼太郎「境港妖怪検定」
境港妖怪検定は水木しげる先生の作品「ゲゲゲの鬼太郎」をメインに登場する妖怪に関する知識を問う試験になります。
上級、中級、初級の3つの区分に分かれています。
趣味資格になるので上級でも簡単かと思いきや、合格率は8.5%と国家試験並みの難易度です。また、上級は論文試験になりますので、現実的に小学生で合格することは難しいです。
ですので、まずは無難に初級からチャレンジしましょう。初級であれば合格率は80%近くあるので小学生でも大丈夫です。(というより小学生の方が合格しやすいかも・・・)
どうでもいいですが、今やってるアニメのキャラクターって何であんなに可愛らしくなったのでしょう・・・?昔の方が良かったな~~
阪神頑張れ!「野球知識検定」
野球好きの子供にうってつけの資格です。
試験は1級から6級まであり、6級では基本的な野球ルールをメインに簡単な問題が出題されるので、小学生でも十分合格可能です。
プロ野球だけではなく、メジャーリーグや高校野球、オリンピックの問題も出題されます。
受験者特典として、プロ野球OBのサインボールが抽選で貰えるみたいですよ~~
まとめ
最後まで見て頂きありがとうございます。
自分で執筆していてもちょっと多かったかな・・・と思いますが、この中の一つでも気になる資格にであれたのであれば嬉しく思います。
自分で執筆していてもちょっと多かったかな・・・と思いますが、この中の一つでも気になる資格にであれたのであれば嬉しく思います。